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臨牀消化器内科 Vol.39 No.7

脂肪肝の新概念:MASLD

臨牀消化器内科 Vol.39 No.7
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日本メディカルセンター

電子版ISSN 2433-2488

電子版発売日 2024年6月18日

ページ数 112

判型 B5

印刷版ISSN 0911-601X

印刷版発行年月 2024年6月

書籍・雑誌概要

脂肪肝の新概念:MASLD
 MASLDは、これまで用いられてきたnon-alcoholic fatty liver disease(NAFLD)に代謝異常(cardiometabolic criteria)を組み入れ基準に加えた新たな疾患概念である。この新基準の登場により、私達は代謝異常の観点からMASLDの全体像,病態や非侵襲的診断などについて改めて整理する必要がある。(編集後記より)

目次

巻頭言 本特集を企画するにあたって /川口  巧

 1.日本人MASLDのNatural History/堤  翼 他
 2.MASLD病態進行における宿主遺伝子要因のインパクト/芥田 憲夫
 3.MASLDと糖尿病関連遺伝子/小木曽智美
 4.MASHの病態
 (1)肝臓内エネルギー代謝とVLDL 分泌抑制/嘉数 英二
 (2)MASLD/MASHの病態進展における脂質代謝の影響/今  一義
 (3)MASLDと脂肪酸組成の関係/三宅 映己 他
 (4)MASLDと酸化ストレス/小田 耕平
 5.MASLDの画像診断
 (1)MASLDの超音波/中野 聖士 他
 (2)MRIを用いたMASLD の画像診断/小林  貴,米田 正人 他
 6.肝 発癌ハイリスク患者の囲い込み-HCCハイリスク群の同定:FIB-3 index/湧田 暁子,狩山 和也 他
 7.MASHの治療
 (1)Alda-1によるヒドロキシノネナール(HNE)が惹起した肝細胞変性の抑制/木戸 秀典 他
 (2)ルビプロストンによる腸管バリア治療/結束 貴臣 他
 (3)選択的PPAR αモジュレーター/江口有一郎

〔連 載〕 「胃炎の京都分類」の使い方
     第22 回 残存胃底腺粘膜の形態には意味があるのか/丸山 保彦 他
〔連 載〕 内視鏡の読み方
       制酸剤投与による質的診断が可能になった,H. pylori 未感染粘膜における
       たこいぼびらん様病変の1 例/秋山 英俊 他