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臨牀透析 Vol.34 No.6

透析室の感染症へどう対応するか

臨牀透析 Vol.34 No.6
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日本メディカルセンター

電子版ISSN 2433-247X

電子版発売日 2018年6月25日

ページ数 128

判型 B5

印刷版ISSN 0910-5808

印刷版発行年月 2018年6月

書籍・雑誌概要

透析室の感染症へどう対応するか 感染症を防止するためには,透析施設職員全員で臨むstandard precaution が重要である.定期的な感染症予防モニタリングが必要とされており,発症した感染症患者をどのように隔離治療するかなど,透析施設においてアウトブレイクを防ぐため平時から手順認識が要求される.さらに,特殊な感染症としてHIV 感染症,多剤耐性菌感染症がある.

目次

[総 論]
1.医療関連感染症の最近の動向/松本 哲哉
2.スタンダードプリコーションは院内感染防止の基礎である/森兼 啓太
3.透析者の免疫システムの障害/大薗 英一
4.腎臓病患者の発熱に対する感染症の重要性/大坪  茂
5.透析関連感染サーベイランス/細田 清美
6.感染対策を考えた透析室設計/阿部  薫 他
[各 論]
7.透析患者の肺炎治療への「医療・介護関連肺炎」の概念の導入-終末期肺炎の議論,高齢者における肺炎発症予防について/田邊 嘉也
8.HIV 感染患者をサテライト施設で受け入れるには/日ノ下文彦
9.季節性インフルエンザ流行期の対応/柏木 哲也
10.血液透析患者の敗血症―リスク因子と原因菌/小口 健一 他
11.グラム陰性桿菌(MDRP,セラチア属菌,レジオネラ属菌など)への対策/稲葉 正人 他
12.グラム陽性球菌(MRSA,VRE,PRSP)への対策/原田 孝司 他
13.透析患者の結核感染―早期発見と院内感染防止対策/長谷川廣文
14.透析患者からB 型・C 型肝炎ウイルスを駆逐できるか/ 菊地  勘