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細胞の分子生物学 原書第7版

細胞の分子生物学 原書第7版
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筆頭著者 中村 桂子 (監修)

MEDSI

電子版ISBN 978-4-8157-0348-6

電子版発売日 2025年8月11日

ページ数 1568

判型 A4変

印刷版ISBN 978-4-8157-3131-1

印刷版発行年月 2025年7月

DOI https://doi.org/10.19007/9784815731311

書籍・雑誌概要

「分子生物学のバイブル」最新版の日本語版が、ついに完成

●原書初版発行から40年以上もの間、細胞生物学、分子生物学のバイブルとして使用されている教科書。長期間に渡り日本語版がなく、このたび待望の最新日本語版が完成。
●細胞の分子レベルでの仕組みを、平易な文章と1,500点以上の明解な図で示し、原理の説明に加えて重要な遺伝子、分子の名前も具体的に紹介。
●脇に余白を残した一段組レイアウト、段落の中身を具体的に表す説明文のような見出し、統一された美しい図をふんだんに用いて説明、旧版からの特徴的なスタイルを継承。
●細胞生物学の概念的枠組みを身につけ、研究者へのスタートラインに立つための知識を提供、大学院入学試験の出題範囲としても使われる。
●目次立ては旧版を継承しつつも、内容は新たな発見を盛り込み大きくアップデート。約1/4の図版を新規追加または更新。

主な新規の内容は…
・ヒトゲノムやがんゲノムなどゲノム研究による新たな知見
・生体分子凝縮体や、DNAループによる染色体構造など、細胞の構造に関する新しい知見
・機械刺激を感知するピエゾチャネルなど新たに発見された分子に関する知見
・クライオ電子顕微鏡をはじめとする新たな技術による発見
・COVID-19やmRNAワクチンなど,病原体や感染症に対抗する新たな方法
・進化に関する新たな内容:生命の多様性に関する新たな議論、ヒトの進化、HIVの進化

●日本語版は原書の頁と一致するように編集、必要に応じて原文と照合した学習もしやすい。
●旧版から継続された訳者を中心に少人数エキスパートによる翻訳、読みやすく理解しやすい文章を実現。
●学生や若手研究者にも手に取りやすい価格を実現。
●細胞生物学、分子生物学テキストの最高峰として、学生・大学院生・教官・研究者など、それぞれの要望・用途に応えるべく待望の刊行。

目次

PART I 細胞とは
第1 章 細胞,ゲノム,生物の多様性
第2 章 細胞の化学とエネルギー生成
第3 章 タンパク質

PART II 遺伝の基本
第4 章 DNA,染色体,ゲノム
第5 章 DNAの複製,修復,組換え
第6 章 ゲノム情報の読み取り─DNA からタンパク質へ
第7 章 遺伝子発現の調節

PART III 細胞の研究法
第8 章 細胞,分子,生体システムを解析する
第9 章 細胞と細胞内分子の可視化

PART IV 細胞の内部構造
第10 章 膜の構造
第11 章 小分子の輸送と,膜の電気的性質
第12 章 細胞内区画とタンパク質の選別
第13 章 細胞内の膜交通
第14 章 エネルギー変換と代謝の分画化:ミトコンドリアと葉緑体
第15 章 細胞のシグナル伝達
第16 章 細胞骨格
第17 章 細胞周期
第18 章 細胞死

PART V 細胞が作る社会
第19 章 細胞結合と細胞外マトリックス
第20 章 がん
第21 章 多細胞生物における発生
第22 章 組織の恒常性維持と再生を担う幹細胞
第23 章 病原体と感染
第24 章 自然免疫と適応免疫