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大腸EMR・ESDの基本とコツ

エキスパートならではの治療手技・戦略を伝授

大腸EMR・ESDの基本とコツ
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筆頭著者 田中 信治 (監)

その他の著者等 田中信治/監,永田信二,岡 志郎/編

羊土社

電子版ISBN

電子版発売日 2020年12月28日

ページ数 319

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7581-1070-9

印刷版発行年月 2020年11月

DOI https://doi.org/10.18958/9784758110709

書籍・雑誌概要

必要な機器・器具から実際に治療を行う際の戦略まで,ポリペクトミー・EMR・ESDのすべてをまるっと解説.若手内視鏡医から集めた「現場での疑問」も多数掲載し,「そこが知りたかった!」が解決できる!

目次

第1章 内視鏡治療を始める前に
1 内視鏡治療の介助・トレーニング
2 術前・術後の管理

第2章 内視鏡治療の適応
1 バイオプシーとポリペクトミーの適応
2 EMRの適応
3 ESDの適応
4 切除標本の取扱い・追加手術の点墨
5 内視鏡切除術後サーベイランス

第3章 内視鏡治療に必要な機器・器具
1 治療用スコープの種類と選び方
2 局注針・局注液の種類と選び方
3 フードの種類と選び方
4 スネアの種類と選び方
5 ナイフの種類と選び方
6 クリップの種類と選び方
7 高周波手術装置の設定
8 送気装置の設定

第4章 ポリペクトミー
1 基本戦略と手技の実際
2 困難症例への対応

第5章 EMR
1 EMR の基本戦略
2 部位別EMR テクニック
3 局注のストラテジー
4 スネアリングのコツ
5 切除後潰瘍の観察と処置
6 難易度の高い病変への対応

第6章 ESD
1 ESDの基本戦略
2 困難部位のESDテクニック
3 局注のストラテジー
4 切開・剥離
5 潰瘍底の処置と創部縫縮
6 高度線維化例への対策

第7章 EMR・ESD 手技のトラブルシューティング
1 蠕動・呼吸性変動や心拍動が強い場合の対応
2 スコープ操作
3 複数病変の切除ストラテジー
4 non-lifting sign陽性
5 吸引回収の是非
6 痛覚への対策
7 通電してもなかなか切れないとき
8 偶発症対策1穿孔
9 偶発症対策2出血
10 ESD後狭窄の対応
11 EMR後に局所遺残が疑われた場合
12 撤退を考慮する場面

第8章 Case Study
Case1 ポリペクトミーか? EMRか?
Case2 スネアリング困難となった病変への対応は?
Case3 precutting EMRか? hybrid ESDか?
Case4 ヒダ裏病変をどのように治療するか?
Case5 下り坂に存在する病変のEMRは?
Case6 深達度診断は? 治療方針は?
Case7 術中に線維化が見つかったときの対応は?
Case8 痔核を有する直腸RbにESDを行うか?