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≪小児科ベストプラクティス≫

新分類・新薬でわかる小児けいれん・てんかん診療

Classification and Practice

新分類・新薬でわかる小児けいれん・てんかん診療
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≪小児科ベストプラクティス≫

筆頭著者 浜野晋一郎 (編集)

埼玉県立小児医療センター

その他の著者等 日暮/憲道 岡/明 加藤/光広

中山書店

電子版ISBN

電子版発売日 2022年5月16日

ページ数 440

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-521-74922-8

印刷版発行年月 2022年4月

DOI https://doi.org/10.18889/9784521749228

書籍・雑誌概要

新規抗てんかん薬の導入と,発作型を重視したILAE分類の改訂により,激変するてんかん診療.抗てんかん薬の単剤・少量・短期療法を基本に,合理的多剤併用療法,無治療,禁忌薬・選択薬の変更を詳細に紹介.
けいれん・てんかんと関わることが多い小児科医に,てんかんのとらえ方・治療法の選び方など新しいスタンダードを専門家が読みやすく紹介.

目次

Ⅰ章 てんかん診療の基本:
小児てんかんの疫学/てんかん発作型・病型,てんかん症候群の分類(ILAE2017年分類の意義と旧分類との違い/てんかん発作分類とてんかん症候群の全体像)/てんかんの病態生理(発作時の脳では何が起こっているのか?/脳形成異常の病態生理/素因性てんかんの病因と病態/遺伝子検査と遺伝に関する相談への対応・伝えるべきことと伝え方)/てんかんの検査( 脳波検査とてんかん症候群/発作時脳波記録のコツと判読の注意点/てんかんの画像検査)

Ⅱ章 外来で診るけいれん・てんかん:
けいれん・てんかんの急性期医療(けいれん,てんかん発作の疑いによる救急受診時の対応/てんかん重積状態の治療)/てんかん類縁疾患・境界領域,鑑別疾患(熱性けいれんと熱性けいれんプラス/自然終息性の新生児期・乳児期の発作・てんかん/憤怒けいれん・失神/非てんかん発作/てんかんと頭痛

Ⅲ章 小児期に多くみられるてんかん症候群:
大田原症候群と早期ミオクロニー脳症/Dravet症候群/West症候群/Panayiotopoulos症候群/中心・側頭部に棘波を示す小児てんかん(CECTS)/小児欠神てんかん/乳幼児期のミオクロニーてんかん/Lennox-Gastaut症候群/徐波睡眠時持続性棘徐波(CSWS)を示すてんかん性脳症・Landau-Kleffner症候群/思春期以降の特発性全般てんかん/構造的病因を有する焦点性てんかん/結節性硬化症のてんかん/進行性ミオクローヌスてんかん/自己免疫性脳炎,自己免疫性てんかん/

Ⅳ章 てんかんの治療:
抗てんかん薬の特徴と選択時の留意点/ケトン食療法の対象と治療の実際/てんかん外科治療を考慮すべき対象・時期・方法/免疫修飾療法―ステロイド・ACTH療法,免疫グロブリン静注療法

Ⅴ章 医療ケアのプランと実行:
小児てんかん診療を概観した対応(時間的余裕が治療開始と思春期・成人移行期に備えた経過観察/治療終結と再発時・再発後の対応)/てんかん児の認知,精神症状,発達障害(症状,診断とケア/精神症状,発達障害の薬物療法/重症心身障害児・者のてんかん診断・治療において留意すべきこと/てんかんとともに生きる対策・工夫・制度の活用)/てんかんとともに生きる対策・工夫・制度の活用(保育園・幼稚園・学校生活を快適・安全に過ごすための注意点/予防接種,他剤併用時の注意/アドヒアランス向上をめざした服薬管理,怠薬時の対応,合理的な多剤併用療法/てんかんで利用できる福祉制度/成人移行期・成人期のてんかん診療/地域におけるてんかん診療―生涯にわたる診療の観点から)

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