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≪ジェネラリストBOOKS≫

子どものけいれん&頭痛診療

子どものけいれん&頭痛診療
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≪ジェネラリストBOOKS≫

筆頭著者 二木 良夫 (著)

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-64278-1

電子版発売日 2020年9月7日

ページ数 162

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-260-04278-9

印刷版発行年月 2020年8月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260642781

書籍・雑誌概要

小児科診療のなかでも判断に悩みがちな「けいれん」「頭痛」(小児神経の7割を占める)の適切なアプローチを学べる1冊。けいれんか否かの判断、鑑別診断、治療。また、意外と多い子どもの頭痛についても解説。けいれんや頭痛の子どもに「問診で何を聞くか」「診察で何をみるか」「必要な検査の判断」「専門医へつなぐ時」「予防投薬」「保護者からの質問への答え方」など、ジェネラリストが最低限備えておく知識をまとめている。

*「ジェネラリストBOOKS」は株式会社医学書院の登録商標です。

目次

はじめに

第1章 無熱性のけいれんではどうする?
 ■子どものけいれん診療フローチャート
 無熱性のけいれん患者がきました!
 けいれんって何?
 けいれんの特徴
 Big Question! そもそも本当にけいれん?
 脳波は答えを教えてくれません
 問診が最重要!
 けいれんではない,とすると何が考えられる?
 「けいれん」を起こす理由はさまざま
 けいれんしているときに,どうするか?
 けいれん重積を知ろう
 けいれん重積を治療しよう
 けいれん重積の薬物療法
 初回の無熱性けいれんを抗てんかん薬で治療するか否か?
 再発のリスクは何か?
 特徴的なてんかんは知っておこう
 抗てんかん薬について知ろう
 保護者からの質問に答えます

第2章 有熱性のけいれんではどうする?
 熱性けいれんって何?
 都会でも田舎でも,熱性けいれん患者はきます
 なぜ発熱でけいれんするの?
 なぜ大きくなったら治るの?
 子どもが熱を出してけいれんしています!
 問診,診察のポイント
 検査は何をする?
 腰椎穿刺は必要?
 頭部CTは必要?
 脳波検査はあまり役に立ちません
 保護者からの質問攻めにどう答えるか?
 再発のリスク
 解熱薬は熱性けいれん予防に無効
 熱性けいれん予防に抗てんかん薬内服はしない
 ジアゼパムをどう使うか?
 熱性けいれん時にどうするか?
 熱性けいれん後の知的予後は?
 熱性けいれんによるてんかんのリスク
 薬・予防接種の注意点

第3章 子どもの頭痛ではどうする?
 ■子どもの頭痛診療フローチャート
 子どもに頭痛ってあるの?
 国際頭痛分類で頭痛を分類すると?
 一次性頭痛を理解しよう
 問診のポイント
 片頭痛か緊張型頭痛か,それが問題?
 危険な二次性頭痛を問診で除外しよう
 その他の二次性頭痛を判断する
 危険な二次性頭痛を診察で除外しよう
 早め早めの治療が大事
 いつ予防投薬を開始するか?
 予防投薬はなぜ効くの?
 予防投薬の進め方
 保護者からの質問に答えます

索引

レクチャー
 1 脳性麻痺の早期診断
 2 意識障害の鑑別
 3 眼底診察のコツ
 4 片頭痛とてんかんの関連

コラム
 1 医療訴訟と日本の未来?
 2 とっても大事な海外旅行保険
 3 一般小児科医と小児神経科医のアプローチの違い