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よくわかる脳波判読 第3版
筆頭著者 音成 龍司 辻 貞俊 (著)
金原出版
電子版ISBN 978-4-307-85070-4
電子版発売日 2019年6月24日
ページ数 228
判型 A4
印刷版ISBN 978-4-307-15070-5
印刷版発行年月 2014年10月
書籍・雑誌概要
ベストセラー “わかりやすい脳波の本” 。デジタル時代に対応した待望の改訂版。脳に興味をもつ人が絶対に身に付けなければならない点に絞った。巻末の『卒業試験』でまずは自分の実力測定を。そこから本書を活用すれば、全くわからない人は脳波のエクスパートに、上級者は知識の整理に役立つ。「脳波を理解しても脳波レポートが書けない」という読者からの要望に応えて『脳波のレポートの書き方』も掲載した。日々ご活用を!
目次
I.波
脳波の構成要素
a.振 幅
b.周波数
c.相 性
d.位 相
e.波 形
1)速波活動
2)α波
3)徐波活動
4)てんかん型波形
II.脳波計の周波数特性
1)高周波フィルタ
2)低周波フィルタ
Q1
III.脳波計への入力―脳波計は2点間の電位差を記録
1.G1、G2の電位によって脳波が決まる Q2
2.脳波からG1、G2における電位の推測 Q3 Q4
3.双極導出法の原理
4.基準電極導出法の原理
IV.正常脳波
1.成 人
a.覚 醒
1)優位律動(dominant rhythm)
2)Organization
3)その他の背景脳波
Q5 Q6
b.賦 活(activation)
1)光刺激(photic stimulation)
i.光駆動(photic driving)
ii.光誘発反応(photic evoked response)
2)成人における過呼吸(hyperventilation)
c.睡 眠 Q7~Q10
2.加 齢
a.加齢による脳波の変化
b.各年代の正常脳波の実際 Q11
3.小 児 Q12~Q16
V.ア-チファクト
1.筋電図 Q17
2.EKG Q18
3.パルス(脈波) Q19
4.眼球運動のア-チファクト
a.双極導出の場合の眼球運動 Q20 Q21
b.基準導出の場合の眼球運動 Q22 Q23
5.汗 Q24
6.電極の接着不良 Q25 Q26
7.呼吸器 Q27
8.交流(ハム,hum) Q28
9.機械的 Q29
10.静電気 Q30
VI.頭皮上分布 Q31
VII.モンタ-ジュの特徴
1.同側耳朶基準導出記録の特徴 Q32 Q33
2.平均基準導出記録の特徴 Q34
3.双極と基準電極導出記録における焦点の決定 Q35 Q36
4.誤りやすい双極導出からの分布の決定 Q37
5.誤りやすい双極導出からの焦点の決定 Q38
VIII.異常脳波
1.徐波活動
a.background slow(BS)
b.間欠徐波(IS) Q39
c.持続性徐波(CS) Q40 Q41
d.前頭部優位のδ波と眼球垂直運動との鑑別 Q42
2.てんかん活動(epileptic activity)
a.局在関連てんかん (localization-related epilepsy) Q43 Q44
1)側頭葉てんかん Q45 Q46
2)前頭葉てんかん
3)頭頂葉てんかん
4)後頭葉てんかん Q47 Q48
b.全般てんかん Q49~Q56
3.非てんかん原性てんかん様脳波活動(non-epileptogenic epileptiform EEG activity) Q57~Q61
4.特殊脳波
a.excessive fast Q62
b.asymmetry of spindle Q63
c.周期性異常 Q64~Q70
d.diffuse α(広汎アルファ波型) Q71 Q72
e.spindle coma Q73
5.光刺激特異反応 Q74~Q76
IX.卒業試験 卒業問題Q1~Q3
索引
脳波レポ-ト
抜粋 1.覚醒
2.賦活
3.睡眠
4.非突発性異常
5.突発性異常
報告書例
NOTE
1◇波(wave)
2◇高周波フィルタ-
3◇過呼吸
4◇POSTS vs 14 & 6 Hz陽性棘波
5◇ナルコレプシ-
6◇もやもや病
7◇眼球運動のア-チファクト
8◇陽性棘波
9◇FIRDAと垂直眼球運動との鑑別
10◇側頭葉てんかんの特殊導出例
11◇MST
12◇GTCS
13◇欠神発作
14◇West症候群
15◇Lennox-Gastaut症候群
16◇側頭葉てんかんが疑われる場合