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ここに目をつける! 脳波判読ナビ

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筆頭著者 飛松 省三 (著)

九州大学 教授

南山堂

電子版ISBN 978-4-525-98202-7

電子版発売日 2016年6月27日

ページ数 180

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-525-22541-4

印刷版発行年月 2017年11月

DOI https://doi.org/10.15104/9784525225414

書籍・雑誌概要

脳波の正常所見と異常所見の違いがわかりにくい,脳波特有の表現って難しい,と思っていませんか?本書はそんなお悩みをお持ちの方にこたえます.この一冊で脳波の判読から所見のレポートまでできるようになります.通読することが苦にならないので初学者の方にも最適の一冊となっています.

目次

1 脳波を楽しもう!
 Ⅰ 脳波の歴史
 Ⅱ 脳波を楽しむには

2 脳波の発生機序
 Ⅰ 脳電位の発生機序
 Ⅱ 正常脳波リズムの発生機序
 Ⅲ 脳波の構成成分

3 脳波計の基礎
 Ⅰ アナログ脳波計
 Ⅱ デジタル脳波計

4 脳波の導出法
 Ⅰ 電極の配置法
 Ⅱ 差動増幅と極性
 Ⅲ 導出法と電位分布

5 脳波でよく使われる表現
 Ⅰ 脳波特有の用語
 Ⅱ 脳波所見記載時に必要な用語

6 アーチファクト
 
7 覚醒時脳波
 Ⅰ 健常成人
 Ⅱ 高齢者
 Ⅲ 小 児
 Ⅳ 健常成人の脳波の特徴
 Ⅴ 異常と間違いやすい生理的リズム

8 睡眠脳波
 Ⅰ 健常成人
 Ⅱ 高齢者
 Ⅲ 小 児

9 賦活法
 Ⅰ 賦活法の意義
 Ⅱ 過呼吸
 Ⅲ 光刺激
 Ⅳ 睡 眠
 Ⅴ 外的刺激

10 てんかん
 Ⅰ てんかんとは
 Ⅱ てんかんの分類
 Ⅲ てんかんと脳波
 Ⅳ てんかん原性
 Ⅴ 偽性てんかん発作波
 Ⅵ てんかんの発作型と脳波
 Ⅶ てんかん焦点の決定
 Ⅷ 小児期・思春期のてんかん
 Ⅸ てんかん重積状態

11 徐波の見方
 Ⅰ 徐波の解釈
 Ⅱ 代表的な徐波パターン
 Ⅲ 徐波の分布と局在

12 局所性脳病変
 Ⅰ 脳波の感度
 Ⅱ 局所性脳病変と脳波異常パターン
 Ⅲ 疾患からみた局所性脳病変による脳波異常

13 びまん性脳症・意識障害
 Ⅰ 脳症と脳波異常
 Ⅱ 脳症と脳波所見
 Ⅲ 脳波による重症度評価
 Ⅳ びまん性脳症
 Ⅴ 周期性脳波パターン
 Ⅵ 昏睡時における特殊な脳波パターン

14 変性疾患
 Ⅰ 変性疾患の病理と脳波
 Ⅱ 代表的な変性疾患の脳波

15 睡眠障害と脳波
 Ⅰ 睡眠ポリグラフィー
 Ⅱ ナルコレプシー
 Ⅲ レム睡眠行動異常症
 Ⅳ 周期性四肢運動
 Ⅴ 睡眠関連てんかん

16 薬物と脳波
 Ⅰ 薬物障害の原則
 Ⅱ 薬物による特殊な脳波パターン

17 脳波と画像との相関
 Ⅰ 画像と脳波の特徴
 Ⅱ 脳波の局在診断
 Ⅲ 脳波の病態情報
 Ⅳ 症例から見た脳波と画像の相関
  [症例1]
  [症例2]
  [症例3]
  [症例4]
  [症例5]
  [症例6]
 Ⅴ 脳波と画像は相補関係

18 検査技師と脳波判読医の双方向通信
 Ⅰ デジタル脳波計の進歩
 Ⅱ デジタル脳波計の基礎知識
 Ⅲ 脳波とアーチファクト
 Ⅳ 双方向通信のための脳波記録

19 脳波の判読手順と所見の記載
 Ⅰ 脳波判読時の注意事項
 Ⅱ ステップ1
 Ⅲ ステップ2
 Ⅳ ステップ3
 Ⅴ ステップ4
 Ⅵ 脳波所見の記載例

文献
索引