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小児科 Vol.64 No.7
小児予防救急―病気やケガを未然に防ぐ仕組みづくり
金原出版
電子版ISBN
電子版発売日 2023年7月20日
ページ数 120
判型 B5
印刷版ISSN 0037-4121
印刷版発行年月 2023年7月
書籍・雑誌概要
小児予防救急―病気やケガを未然に防ぐ仕組みづくり
「予防救急」とは、救急搬送に至るような病気やケガを未然に防ぐ取り組みのことです。本特集では傷害予防や自傷・自殺防止、子ども虐待のほか、虐待などで家族から分離されたことで生じ得るトラウマ、子どもの死亡検証(Child Death Review)、ワクチン接種がどのように救急現場を守ってきたかなど、幅広いテーマから「予防救急」をとり上げました。
目次
1. 小児予防救急―新しい概念の始造 清水 直樹
2. そもそも「予防救急」とは何か 森村 尚登
3. 傷害予防(事故予防) 植松 悟子
4. 小児救急の現場を守るワクチン 齋藤 昭彦
5. 乳幼児突然死症候群(SIDS)の防止 加藤 稲子
6. 予期せぬ乳児突然死(SUID)の防止 松永 綾子
7. 自殺防止―児童青年期の自殺念慮と救急医療の役割 神薗 淳司
8. 子ども虐待への対応 山田 不二子
9. 子ども虐待と家族からの分離・保護がもたらす“あいまいな喪失” 川﨑 二三彦
10. #8000,#7119,こどもの救急(ONLINE-QQ) 松裏 裕行
11. 次世代の0.5次救急と小児予防救急 橋本 直也
12. Child Death Review(CDR)事業と小児予防救急 安 炳文
[コラム]「アドボカシー(advocacy)」を体感する 清水 直樹
13. Bright Futures 井上 信明
■[連載]実例でわかる臨床研究入門
第2回 臨床のギモンをカタチにしてみる 川口 敦
■綜説
小児科医が知っておくべきDown症児の眼科的管理 後藤 美和子
■トピックス
子どもへのナッジ―行動変容を促す環境のデザイン 河上 千尋
■[連載]最近の外国業績より
感染症 日本医科大学小児科学教室
(1)5歳以下の小児におけるクォンティフェロン-TBゴールドの性能に影響響を与える宿主,技術,環境要因について
(2)イングランドにおける6年間の実施後調査データからみた母体への百日咳予防接種時期の最適化
(3)小児全身性エリテマトーデス患者におけるB型肝炎ワクチンの免疫原性
(4)超早産児の遅発性性敗血症