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小児科 Vol.64 No.10

日常診療で見落としたくない神経疾患

小児科 Vol.64 No.10
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金原出版

電子版ISBN

電子版発売日 2023年10月19日

ページ数 108

判型 B5

印刷版ISSN 0037-4121

印刷版発行年月 2023年10月

書籍・雑誌概要

日常診療で見落としたくない神経疾患
今号の特集は「日常診療で見落としたくない神経疾患」。子どもや保護者がうまく言葉で表現できなかったり、軽微だったり非典型的だったりして見逃しやすい「チック症」「軽度の発達障害」などの疾患と、近年新たな診断や治療法が確立したために確実に診断につなげたい「ドラベ症候群」「脊髄性筋萎縮症」などについて、一般小児科医が見落とさないためのポイントをまとめました。

目次

Ⅰ 説明しにくい症状・軽度の兆候のみのため見逃されやすい疾患
1.不随意運動・錐体外路症状 西田 裕哉
2.ミオクローヌス 森田 孝次
3.うつに伴う睡眠障害 久保田 茂樹
4.チック症 星野 恭子
5.軽度の神経発達症・発達障害 下郷 幸子
6.軽度の知的障害(神経発達症を除く) 吉野 豪
Ⅱ 新たな診断・治療が可能となった疾患
7.ドラベ症候群 菊池 健二郎
8.脊髄性筋萎縮症 水野 朋子
9.神経線維腫症1型 武内 俊樹
10.Pompe病 福田 冬季子
11.先天性サイトメガロウイルス感染症 森岡 一朗
■[連載]実例でわかる臨床研究入門
第5回 小児を対象にした研究における倫理的葛藤 川口 敦
■症例
可逆性脳梁膨大部病変を伴う軽症脳炎・脳症を合併した小児COVID—19関連多系統炎症性症候群の1例 久保 昂司
一過性の筋炎症状を呈したマイコプラズマ感染症の1例 小倉 弘嗣
■[連載]最近の外国業績より
神経 日本医科大学小児科学教室
①2型と歩行不能な3型脊髄性筋萎縮症患者におけるリスジプラムの2年間の有効性と安全性
②フェンフルラミン(FFA)投与はDravet症候群の未就学児(5歳未満)において,日常的な実行機能の改善と関連している
③フェンフルラミンはLennox—Gastaut症候群患者の転倒発作の頻度を臨床的に有意に減少させる
④在胎週数の違いによる思春期の認知機能への影響