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小児科 Vol.64 No.5

小児科医が知っておくべきエピジェネティクスの基本知識

小児科 Vol.64 No.5
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金原出版

電子版ISBN

電子版発売日 2023年5月16日

ページ数 112

判型 B5

印刷版ISSN 0037-4121

印刷版発行年月 2023年5月

書籍・雑誌概要

小児科医が知っておくべきエピジェネティクスの基本知識
「エピジェネティクスって遺伝の話? 自分には関係なさそう」とお思いの方もいるでしょうか。エピジェネティクスとはDNA塩基配列によらない遺伝子発現制御機能のことで、先天性疾患だけでなく、川崎病、アレルギー、急性腎障害、発達障害、うつ病の発症などに関わりがあるとされます。この視点から病態を解明し、治療戦略がみえて臨床の場で活用されつつある今、小児科医に知っておいていただきたい情報をまとめました。

目次

1. エピジェネティクスとは 鏡 雅代
2. 循環器疾患 廣野 恵一
3. 神経疾患 齋藤 伸治
4. アレルギー疾患 小林 靖子
5. 内分泌疾患―インプリンティングとSilver-Russell症候群について 緒方 勤
6. 腎泌尿器疾患 長野 智那
7. 膠原病・リウマチ性疾患 井上 祐三朗
8. 精神神経疾患 三宅 邦夫
9. 周産期・新生児 寒竹 正人
■目で見る小児科
乳児肛門周囲錐体突起(IPPP)の2例 中西 智樹
■診療
子どもにみられる睡眠障害 辻井 農亜
■トピックス
2017~2021年に当院で後天性サイトメガロウイルス感染症と診断された超早産児の検討 白川 雄一
■症例
凍瘡を契機に大腿内転筋炎・脛骨骨髄炎を発症した11歳男児例 稗田 芙蓉太
■連載 最近の外国業績より
血液 日本医科大学小児科学教室
(1)重症再生不良性貧血に対するSARS-CoV-2ワクチンの臨床反応および免疫反応
(2)高リスクの小児Hodgkinリンパ腫に対するブレンツキシマブ ベドチン併用化学療法の有用性の検討
(3)抗リウマチ薬オーラノフィン投与によって生じる活性酸素が新規の小児の高リスク急性リンパ性白血病に有用な可能性
(4)骨髄増殖性腫瘍の小児の現在の研究:未知のリスクと治療を特定する