ICD/CRTの考えかた,使いかた
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ICD/CRTの考えかた,使いかた

筆頭著者 清水 昭彦 (編) 山口大学医学部保健学科長 その他の著者 山本 賢/渡邉英一/林 英守/中里祐二/絈野健一/夛田 浩/栗田隆志/小松雄樹/青沼和隆/今井克彦/石川利之/大野真紀/鈴木 誠/中井俊子/安藤献児/庄田守男/河野律子/安部治彦/西井伸洋/庭野慎一/吉賀康裕/野田 崇/池主雅臣/荻ノ沢泰司/森田典成/黒木健志/瀬尾由広/阿部芳久/山本昌良/上山 剛/岡村英夫/中島健三郎/草野研吾/三橋武司/横式尚司/若月大輔/浅野 拓/竹内真介/関口幸夫/三田村秀雄/佐々木真吾/森本大成 中外医学社 電子版ISBN 電子版発売日 2019年1月14日 ページ数 400 判型 A5 印刷版ISBN 978-4-498-13650-2 印刷版発行年月 2018年2月

書籍・雑誌概要

ICD/CRTの使いかたや,そもそもの考えかたについて,医師やME,看護師などの初学者
に向けて分かりやすくレクチャーした書.基礎編・応用編・特別編と別れた章立てで知識
が体系的に身に付くように工夫され,読み物形式の解説は無理なく理解が深まるようにま
とめられている.研修医からのQ&Aコーナーも充実しており,具体例を通じて臨床上の
疑問も解決.基礎的知識から現場での応用力まで身に付く,心強いテキストである.

目次

第1章 基礎編
─── ICD・CRTの考えかた ───


1 ICD・CRT(D)の歴史と概要
                   (山本 賢・渡邉英一)2
1. 心臓突然死と除細動治療 2
2. ICDの歴史 3
3. ICD電極リード 6
4. ICD治療アルゴリズムの進歩 7
5. 心臓再同期療法(CRT)と,両室ペーシング機能付き
 植込み型除細動器(CRT-D)の歴史と概要 7
6. 皮下植込み型除細動器(S-ICD) 9

2 仕組みと基本的設定 13
❶ ICD(基本的仕組み,設定とその理由)
                   (林 英守・中里祐二)13
1. ICDの基本的仕組み 13
2. ICDの設定とその理由 17
3. 実際の設定 22
4. 不適切作動とその対策 24
❷ CRT-P(D)の仕組みと基本設定 (かせ野健一・夛田 浩)28
1. CRTの仕組み 28
2. 基本的な設定 30

3 適応とガイドライン 43
❶ 非薬物治療ガイドライン
    ──致死的不整脈に対するデバイス治療 …(栗田隆志)43
1. Case study 1:基礎心疾患に起因する持続性単形性
        心室頻拍 43
2. Case study 2:基礎心疾患に起因する無症候性非持続性
        心室頻拍 45
3. Case study 3:冠攣縮性狭心症による心室頻拍 47
4. Case study 4:失神を主訴に来院したBrugada症候群 48
5. Case study 5:失神を主訴に受診した拡張型心筋症 51
❷ CRT-P(D)をめぐる臨床試験・ガイドライン
                   (小松雄樹・青沼和隆)56
1. 代表的な臨床試験 56
2. ガイドライン 70

4 植込み術・周術管理 77
❶ ICDの基本的な植込み方法と術後管理 ……(今井克彦)77
1. はじめに 77
2. ICDの基本的な植込み手術方法 77
❷ CRT-P(D)の基本的な植込み方法と術後管理
                       (石川利之)97
1. CRT-P(D)の植込み手技の基本 97
2. 左室リードの至適留置部位 103
3. 除細動試験 104
4. 冠静脈洞リードの合併症 104
❸ 臨床上のポイントQ&A 106
Q1  ポケット洗浄の意義と方法 106
Answer ❶ (石川利之)106
Answer ❷ (今井克彦)107
Q2  皮膚が菲薄化している場合のポケット作成 109
Answer ❶ (石川利之)109
Answer ❷ (今井克彦)110
Q3  交換術時の本体カプセル部の処置 111
Answer ❶ (石川利之)111
Answer ❷ (今井克彦)111
Q4  左上大静脈遺残(PLSVC)症例とリード留置 113
Answer ❶ (石川利之)113
Answer ❷ (今井克彦)114
Q5  胸郭外穿刺時のガイド方法の種類と有効性・留意点
     116
Answer ❶ (大野真紀・鈴木 誠)116
Answer ❷ (中井俊子)117
Q6  挿入困難事例における対応 122
Answer ❶ (大野真紀・鈴木 誠)122
Answer ❷ (中井俊子)123
Q7  右室心尖部留置による心不全リスクと解決策 127
Answer ❶ (大野真紀・鈴木 誠)127
Answer ❷ (中井俊子)128
Q8  CRT-D植込み時のリード挿入順と留意点 134
Answer ❶ (大野真紀・鈴木 誠)134
Answer ❷ (中井俊子)135
Q9  リード追加のトラブルシューティング
    ──鎖骨下静脈閉塞症例 137
Answer ❶ (安藤献児)137
Answer ❷ (庄田守男)139
Q10  左室(LV)リード挿入時の秘訣
    ──CSカニュレーション難渋症例 141
Answer ❶ (安藤献児)141
Answer ❷ (庄田守男)143
Q11  植込み当日の発熱患者の対応 145
Answer ❶ (安藤献児)145
Answer ❷ (庄田守男)145
Q12  リード抜去の実際は? 147
Answer ❶ (安藤献児)147
Answer ❷ (庄田守男)149

5 管理・経過観察 151
❶ ICD・CRT患者の経過観察における社会復帰と
  自動車運転 ……………………………(河野律子・安部治彦)151
1. 植込みデバイス患者の経過における一般的な生活指導 151
2. ICD患者の就労について 152
3. 心臓デバイス患者の自動車運転制限について 159
❷ CRT患者の経過観察 (西井伸洋)170
1. 心臓再同期療法(CRT)とは 170
2. CRTのfollow up 173
❸ 臨床上のポイントQ&A 189
Q1  非持続性心室頻拍(NSVT)の管理 189
Answer ❶ (庭野慎一)189
Answer ❷ (吉賀康裕)190
Q2  胸郭内インピーダンスモニタ(OptiVol)の特性と
   活用法 192
Answer ❶ (庭野慎一)192
Answer ❷ (吉賀康裕)193
Q3  日常生活と注意事項 195
Answer ❶ (庭野慎一)195
Answer ❷ (吉賀康裕)196

6 特別基礎編
    ──MEのための臨床上のポイントQ&A 198
Q1  植込み位置と大胸筋下植込み時の留意点 198
Answer ❶ (野田 崇)198
Answer ❷ (池主雅臣)199
Q2  CLSの仕組みと透析患者 202
Answer ❶ (野田 崇)202
Answer ❷ (池主雅臣)203
Q3  AdaptiveCRT®の仕組み 205
Answer ❶ (野田 崇)205
Answer ❷ (池主雅臣)206
Q4  外部からの物理的衝撃とデバイス 209
Answer ❶ (荻ノ沢泰司)209
Answer ❷ (森田典成)210
Q5  外来チェック時の患者への対応 212
Answer ❶ (荻ノ沢泰司)212
Answer ❷ (森田典成)213
Q6  左室リード植込み時の枝の選択と留意点 215
Answer ❶ (荻ノ沢泰司)215
Answer ❷ (森田典成)216
Q7  心室中隔ペーシングの場所と留意点 218
Answer ❶ (黒木健志・瀬尾由広)218
Answer ❷ (阿部芳久)220
Q8  冠静脈攣縮の特徴と対処法 222
Answer ❶ (黒木健志・瀬尾由広)222
Answer ❷ (阿部芳久)224
Q9  至適AV delay・至適VV delayの設定と留意点 226
Answer ❶ (山本昌良・瀬尾由広)226
Answer ❷ (阿部芳久)230


第2章 応用編
─── ICD・CRTをより賢く使う ───


1 ICDの考えかた 234
❶ 虚血性心疾患 (上山 剛)234
1. ICDによる二次予防 235
2. ICDの一次予防の効果 237
3. 急性心筋梗塞早期の致死性不整脈への対処 239
4. ハイリスク症例の層別化 242
5. ICD治療の実状 244
6. 冠攣縮性狭心症に対するICD治療 245
❷ 非虚血性心疾患
    ──疾患特異性を加味した適応と効果 ……(岡村英夫)250
1. 拡張型心筋症 250
2. 肥大型心筋症 253
3. 心サルコイドーシス 255
4. 不整脈源性右室心筋症 255
5. 先天性心疾患 256
❸ 器質的疾患のない症例 …………(中島健三郎・草野研吾)260
1. Brugada症候群に対するICDの考え方 260
2. 早期再分極症候群に対するICDの考え方 266
3. QT延長症候群に対するICDの考え方 270
4. QT短縮症候群に対するICDの考え方 275
5. カテコラミン誘発多形性心室頻拍に対する
 ICDの考え方 278
❹ 特殊症例
    ──ショック治療を減らすためにすべきこと,
      ストームの対策 (三橋武司)285
1. 頻拍検出ゾーンを高く設定し,初期検出を遅らせる 285
2. ICDの検出持続時間を長くして頻拍の自然停止に
 期待する 289
3. 不適切作動と不必要作動 289
4. ショックリダクションプログラムの安全性 291
5. 頻回作動,Electrical stormの対策 292

2 CRTの考えかた 294
❶ 虚血性心疾患・非虚血性心疾患 (横式尚司)294
1. 心室再同期療法(CRT)の適応 294
2. CRTによるリバース・リモデリングとそのメカニズム 297
3. CRTによる虚血性・非虚血性心疾患に対する
 リバース・リモデリング 297
4. CRTによる虚血性・非虚血性心疾患に対する
 生命予後改善・心不全抑制効果 299
5. CRTによる虚血性・非虚血性心疾患に対する
 心室性不整脈抑制効果 302
6. 虚血性心疾患におけるCRTの効果を高める対策 305
❷ CRT-PとCRT-Dの適応 ………(若月大輔・浅野 拓)311
1. どのような患者に適応すべきか
   ──CRTの適応の考え方 311
2. CRT-PとCRT-Dの選択 313
3. CRT-PとCRT-Dの長所と短所 315
4. 当院での植込み例 317
❸ 超高齢者のICD・CDT-D治療の考え方 …(竹内真介)324
1. 超高齢者と植込み型除細動器(ICD)治療 324
2. 超高齢者と心臓再同期療法(CRT) 326
❹ non-responderを減らすために (関口幸夫)332
1. 患者選択 332
2. リード留置部位 332
3. デバイス設定 334
❺ 特別応用編
    ──特殊な症例(HOCM患者)への応用 …(吉賀康裕)342
1. 閉塞性肥大型心筋症に対するペーシング治療 343
2. 左室流出路圧較差出現機序とペーシングによる
 圧較差軽減機序 344
3. 左室流出路圧較差軽減のための両心室ペーシング 345
4. HOCMにおける左室流出路圧較差に対する両心室
 ペーシング治療の位置づけ 350


第3章 特別編
─── 知って使う新しい除細動器 ───
(脱静脈内除細動リードシステム)


1 自動体外式除細動器(AED)
                      (三田村秀雄)354
1. AEDが誕生するまで 354
2. AEDの診断精度 356
3. AEDの法律的側面 358
4. 国内におけるAEDの普及実績と課題 359
5. 技術面における今後の期待 362

2 着用型自動除細動器(WCD) …(佐々木真吾)364
1. WCDの仕組み 364
2. WCDの設定 366
3. WCDの適応 367
4. WCDの効果 371

3 皮下植込み型除細動器(S-ICD)
                       (森本大成)374
1. S-ICDの特徴と仕組み 374
2. S-ICDの適応と患者のスクリーニング 376
3. S-ICDの効果 377


                 索引 383

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