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研修医と指導医のための在宅医療教育マニュアル

研修医と指導医のための在宅医療教育マニュアル
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筆頭著者 浜田 久之 (編著)

長崎大学病院医療教育開発センター

その他の著者等 田代将人,小出優史,松坂雄亮,松尾誠司,内田直樹,塚田邦夫,若林秀隆,西野雄一朗,山梨啓友,吉本明子,弓野 大,斉藤康洋,谷川 健,南 香名,高橋健介,岡田雅彦,立石洋平,押渕素子,冨安志郎,土屋淳郎,鈴木 央,道辻 徹,松島加代子,中桶了太,長谷敦子,泉野浩生,永田康浩,三ツ井吾朗 ,小笠原貞信,白髭 豊,佐藤綾子,濱田滝子,筋田悟史,鷲見よしみ,宮崎郁子,田中陽理,坂本岳志,高田 靖,高田常雄,田尻 亨,石本淳也,西出真悟,依田理恵子,田中弥生,小澤竹俊,木村琢磨,蘆野吉和,野口智聡,元田 玲

中外医学社

電子版ISBN

電子版発売日 2024年7月16日

ページ数 484

判型 B6変型

印刷版ISBN 978-4-498-12012-9

印刷版発行年月 2024年7月

DOI https://doi.org/10.18886/9784498120129

書籍・雑誌概要

研修医にとっても指導医にとっても待望の在宅医療マニュアル!



これから在宅医療を学ぶ研修医はもちろん,これから在宅医療を教える指導医にとっても待望の在宅医療マニュアルが完成しました.在宅医療の基本から,在宅でよく遭遇する症状別・疾患別の対応,多職種連携のコツ,さらには指導・研修方法までを網羅しました.マニュアルでの対処が難しいポイントも,各所に現れる“在宅先輩”が的確なアドバイスをしてくれます.在宅医療のやりがいや面白さを感じられる内容も盛り込み,不安だった在宅医療が“楽しみ”“得意”に変わる一冊です.

目次

はじめに
この本の読み進め方

CHAPTER 1●在宅医療実践の基本をマスターする
1.総論1 準備編 〈浜田久之〉
2.総論2 問診編 〈浜田久之〉
3.診察編 〈浜田久之〉
4.診察後のカルテ記載での注意事項 〈浜田久之〉
5.感染対策編 〈田代将人〉
6.高齢者を診察するときの注意点:老年医学的視点 〈浜田久之 小出優史〉
7.高齢者を診察するときの注意点:精神医学的視点 〈松坂雄亮〉

CHAPTER 2●在宅医療でよく経験する疾患をマスターする
1.認知症 〈内田直樹〉
2.褥瘡 〈塚田邦夫〉
3.フレイルとサルコペニア 〈若林秀隆〉
4.転倒と骨折 〈西野雄一朗〉
5.肺炎(誤嚥性肺炎) 〈山梨啓友〉
6.慢性心不全 〈吉本明子 弓野 大〉
7.慢性呼吸不全 〈斉藤康洋〉
8.慢性肝不全 〈谷川 健〉
9.慢性腎臓病 〈南 香名〉
10.救急処置(誤嚥 頭部打撲 転倒) 〈高橋健介〉
11.小児難病の在宅医療 〈岡田雅彦〉
12.神経難病の在宅医療 〈立石洋平〉

CHAPTER 3●在宅医療でよく経験する症候等に対する対応の仕方を学ぶ
1.痛みへの対処法(麻薬 末期がん) 〈冨安志郎〉
2.呼吸器症状(咳 痰 呼吸困難 胸水 喘鳴)への対処方法 〈山梨啓友〉
3.消化器症状(嘔気 嘔吐 便秘 下痢)への対処方法 〈土屋淳郎〉
4.食欲不振への対処方法 〈土屋淳郎〉
5.認知症に伴う精神症状への対処方法 〈内田直樹〉
6.不眠への対応 〈内田直樹〉
7.低栄養への対処方法 〈土屋淳郎〉
8.家族の不安に対処する 〈鈴木 央〉
9.関節痛への対処方法 〈道辻 徹〉

CHAPTER 4●在宅医療の教え方(指導者向け)
1.診療所等で,医学生や研修医を受け入れの際の教育的ポイント 〈浜田久之〉
2.在宅医療で指導医が実践できること 〈中桶了太〉
3.在宅医療研修を運営する上での注意点 〈中桶了太〉
4.外部資金により研修医教育(救急 外来 在宅)を行う運営方法 〈長谷敦子 泉野浩生〉
5.在宅医療は医学教育のテキストブックだ! 〈永田康浩〉

CHAPTER 5●在宅医療の基礎知識
1.在宅医療の制度 〈小笠原貞信〉
2.在宅医療で知っておくべき多職種連携 〈小笠原貞信〉
3.ネットワークの構築について 〈白髭 豊〉

CHAPTER 6●ケーススタディー
1.在宅医療がうまくいかないケースと反省点1 〈白髭 豊〉
2.在宅医療がうまくいかないケースと反省点2 〈佐藤綾子〉

CHAPTER 7●他の職種の仕事を知る
1.ケアマネジャーの仕事 〈鷲見よしみ〉
2.訪問看護の仕事 〈宮崎郁子〉
3.訪問リハビリテーションの仕事 〈田中陽理〉
4.訪問薬剤師の仕事 〈坂本岳志〉
5.訪問歯科の仕事 〈高田 靖〉
6.訪問はり・きゅう マッサージの仕事 〈?田常雄〉
7.訪問介護員(ホームヘルパー)の仕事 〈田尻 亨〉
8.医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)の仕事 〈西出真悟〉
9.在宅訪問管理栄養士の仕事 〈依田理恵子 田中弥生〉

CHAPTER 8●在宅医療の学びを深めるために
1.医師のキャリアにおいて在宅医療をどう役立てるか 〈木村琢磨〉
2.日本在宅医療連合学会について 〈蘆野吉和〉

コラム
1)僕が在宅医を目指した理由 〈松尾誠司〉
2)施設入所中の暴言や危険行動 〈立石洋平〉
3)研修医に知ってもらいたい在宅で看取るということ 〈押渕素子〉
4)在宅医療を目指す医師は,何を勉強すればよいのか? 〈谷川 健〉
5)在宅先輩が教える在宅医療教育をはじめようとする診療所等の先生のためのQ&A 〈浜田久之〉
6)在宅先輩が教えるZ世代への教え方! 〈浜田久之〉
7)在宅先輩が教える医学生や研修医への効果的なワンポイントアドバイス 〈浜田久之〉
8)在宅医療研修を体験して 〈三ツ井吾朗〉
9)研修医に知ってもらいたい在宅医療を受ける家族の思い 〈長谷敦子〉
10)祖母が受けている在宅医療 イメージと実際の違い 〈?田滝子〉
11)在宅医療研修が研修医に与える影響と在宅医療での高齢者総合指標について 〈筋田悟史〉
12)介護福祉士の仕事 〈石本淳也〉
13)ユニバーサル・ホスピスマインド 〈小澤竹俊〉
14)大学病院と在宅医療 〈野口智聡〉
15)研修医として,在宅医療と救急の両方を通して学んだこと 〈元田 玲〉

平戸市民病院の地域医療研修
在宅先輩 〈詫摩和彦〉