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初期研修医のための外来研修マニュアル
筆頭著者 野口 善令 (編著)
名古屋第二赤十字病院副院長・総合内科部長
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2020年10月28日
ページ数 304
判型 A5判
印刷版ISBN 978-4-498-01022-2
印刷版発行年月 2020年10月
書籍・雑誌概要
令和2年度から必修化された「初期研修医の一般外来研修」のためのマニュアル.外来でよく遭遇する症候についての診断推論を網羅しており,「Do not miss/Commonの鑑別診断」「病歴聴取のポイント」「緊急性の判断」「他科コンサルすべき状況」「NG」「鉄則」などが一目でわかる内容となっている.令和時代の初期研修医必携の一冊であることはもちろん,指導医側にとっても重要な一冊である.
目次
第1部 外来のお「作法」〈野口善令〉
第2部 症候別診断推論
【外来でよく遭遇する症候】
1.発熱〈寺澤佳洋〉
2.「風邪をひいた」と言われたら〈森川慶一〉
3.7~10日続く原因不明の発熱(急性熱性疾患)〈寺澤佳洋〉
4.体重減少・るい痩〈末松篤樹〉
5.食欲不振〈荒川裕香〉
6.全身倦怠感〈浅野智也〉
7.発疹〈末松篤樹〉
8.頭痛〈大杉泰弘〉
9.もの忘れ〈近藤敬太〉
10.黄疸〈今井 泰〉
11.失神〈河邊 拓〉
12.視力障害〈竹内元規〉
13.胸痛〈横江正道〉
14.呼吸困難〈久賀孝郎〉
15.嘔気・嘔吐〈荒川裕香〉
16.腹痛〈森川慶一〉
17.下痢〈荒川裕香〉
18.便秘〈岩田仁志〉
19.腰・背部痛〈金野 慶〉
20.関節痛〈礒田 翔〉
21.運動麻痺・筋力低下〈富田詩織〉
22.しびれ〈井野晶夫〉
23.排尿障害(尿失禁・排尿困難)〈岩田仁志〉
24.興奮・せん妄〈宮川 慶〉
25.抑うつ〈柿本卓也〉
26.外傷〈伊東知子〉
【よくある検査異常】
27.貧血〈井野晶夫〉
28.肝機能異常〈荒川裕香〉
29.血尿・蛋白尿〈神谷圭亮〉
第3部 コラム─外来診療で知っておきたいこと
1.「平熱が低いので36.3℃でも熱があります」〈近藤敬太〉
2.「アレルギー検査をしてください」と言われたら〈金子浩之〉
3.「入院したくありません」…どうする?〈岡村知直〉
4.「前医で検査異常はないと言われた」〈河邊 拓〉
5.CRP陰性の発熱〈吉見祐輔〉
6.初診患者はいつ終診とするか〈岡村知直〉
7.健診異常への対処〈平嶋竜太郎〉
8.他科へのコンサルテーションのタイミング〈田口智博〉
9.指導医へのプレゼンの仕方〈田口智博〉
10.Information Mastery〈西連寺智子〉
11.ヘルスメンテナンス─がん・生活習慣病予防〈上松東宏〉
12.ヘルスメンテナンス─アルコールの指導〈松本朋樹〉
13.ヘルスメンテナンス─ワクチン〈中山久仁子〉
14.生物心理社会モデル〈北山 周〉
15.医師患者関係を作る〈北山 周/野口善令〉
16.がんだと思ったら(告知の仕方)〈柏木秀行〉
17.患者中心の医療の方法(PCCM)〈北山 周〉
18.行動変容を促す〈松島和樹〉
19.外来診療におけるタイムマネジメント〈上松東宏〉
20.米国での外来診療事情〈上松東宏〉
索引