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立体模型でよくわかる 腋窩郭清ビジュアルテキスト
筆頭著者 萬谷 京子 (著)
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年9月24日
ページ数 106
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-498-02258-4
印刷版発行年月 2015年6月
書籍・雑誌概要
近年,若手外科医においては,腋窩の術野を実際に見る機会が減少し,解剖や手術操作を習得することが困難になった.とりわけ,Level1の立体構築や郭清の手術操作の流れを明確にイメージすることは難しいと言われる.著者は,そのような現状を踏まえ,腋窩立体模型を作り,勉強会や学会等で発表.学習効果の高さが各地で認められている.本書では,著者が行うミニレクチャーを紙上で再現.腋窩の組織,手技が手に取るように分かる1冊だ.
目次
1章 左腋窩立体模型で見る腋窩LevelⅠの解剖
2章 Operative questions
1. LevelⅠの郭清ではどの範囲の脂肪を切除するのか?
2. LevelⅠの郭清で温存する構造物は何か?
3. LevelⅠの郭清で結紮・切離してよい血管・神経はどれか?
4. Axillary fat pad の周囲で,結紮・切離すべき血管がほとんど存在しない領域はあるか?
5. 腋窩静脈を見つけるコツは?
6. 胸背動・静脈・神経を見つけるコツは?
7. 胸背動・静脈・神経を温存するコツは?
8. 長胸神経を見つけるコツは?
9. 長胸神経を温存するコツは?
10. 広背筋を見つけるコツは?
11. 郭清すべき脂肪組織の肉眼的特徴は?
12. 腋窩LevelⅠ全体の立体構築を理解しやすくする方法は?
13. 重要構造物の立体的な位置関係は?
14. 重要構造物を速やかに確認するコツは?
15. どんな操作をするのか?
16. どんなバリエーションがあるか? どう対応するのか?
17. 著しい肥満患者の場合の手術操作のコツは?
18. 腋窩郭清のときの体位は?
19. Bp+Ax のときの皮膚切開は?
20. ドレーン留置はどのようにするか?
3章 2通りの腋窩郭清について
共通の手術操作
肩甲下筋膜前面の剥離を外側から内側に向かって行う方法【サマリー】
肩甲下筋膜前面の剥離を内頭側から外尾側に向かって行う方法【サマリー】
肩甲下筋膜前面の剥離を外側から内側に向かって行う方法【詳述】
肩甲下筋膜前面の剥離を内頭側から外尾側に向かって行う方法【詳述】
手術操作の流れ(右腋窩の場合)
術中写真で見る腋窩の解剖
4章 腋窩リンパ節生検について
付録
参考図書
腋窩LevelⅠ立体模型を使用される方へ
さくいん