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心臓カテーテル介助 スタンダードマニュアル
筆頭著者 井上 直人(監修) 真壁 伸(編集) 中村 康雄(編集) 村澤 孝秀(編集) 今井 俊輔 (編集)
メジカルビュー社
電子版ISBN
電子版発売日 2022年11月18日
ページ数 224
判型 B5変
印刷版ISBN 978-4-7583-2201-0
印刷版発行年月 2022年11月
書籍・雑誌概要
内助の功ならぬ“介助の功”を目指す。1分1秒を争う術者を救う助手業務にフォーカス。
タスクシフトが進む現状にいち早く対応し,多職種向けの写真チャート式で心カテ検査・治療の具体的な操作・手順を解説。清潔の確保,カテ台の操作とアームのフレーミング,デバイス特有のリカバリー方法やその他の合併症対策,使用される薬剤,医行為に伴うリスク・注意喚起などを網羅。
若手医師,初学者から熟練のメディカルスタッフまで必読。
目次
Ⅰ章 検査・術前&術後評価・治療の基礎
(1)血液検査と術前・術後評価
検体検査 (清水速人)
(2)生理検査と術前・術後評価
生理検査(心電図,心エコー,負荷心電図) (辻井正人)
(3)そのほかの検査における術前術後・評価
心臓CT,FFR-CT,心筋SPECT,心臓MRI (山口隆義)
(4)検査で使用するカテーテル
右心カテーテル(SGカテーテル,造影用) (伊藤朋晃)
診断カテーテル(CAG,LVG) (伊藤勝祥)
ガイディングカテーテル (二上倫嗣)
(5)機能的虚血評価
FFR,NHPR(resting index),CFR (村澤孝秀)
(6)治療デバイス
バルーン,DCB (武井和明)
DES,BMS (武井和明)
DCA (二上倫嗣)
ロータブレーター, OAS (山本基善)
(7)不整脈に対するデバイス
一時ペーシング (野崎暢仁)
除細動器 (野崎暢仁)
(8)補助循環
IABP (佐生 喬)
PCPS(ECMO) (山本基善)
Impella,VAD (新美伸治)
Ⅱ章 術中介助
(1)準備
清潔の確保(滅菌手袋装着,ガウン・テクニック) (中村康雄)
術前のセッティング(トレー,薬剤,デバイスの準備) (村瀬早苗)
清潔野のセッティング(消毒,ドレーピング) (村瀬早苗)
造影ラインと自動注入器に必要なデバイス (今井俊輔)
シース組立てから挿入まで (新美伸治)
(2)清潔野における検査・治療介助
右心カテーテル,診断カテーテル,ガイディングカテーテル (二上倫嗣)
アクセサリーキットの準備 (野崎暢仁)
ガイドワイヤー,マイクロカテーテル,ガイドエクステンション (口ノ町俊嗣)
IVUS,OCT/OFDI,FFR,血管内視鏡 (口ノ町俊嗣)
バルーン,DCB,ステント(各セットアップ) (口ノ町俊嗣)
血栓吸引,フィルターデバイス (野崎暢仁)
ロータブレーター,OAS (山本基善)
DCA(カテーテルのセットアップ) (二上倫嗣)
ELCA(設備,使用薬剤,キャリブレーション) (山本基善)
IABP (新美伸治)
PCPS(ECMO) (新美伸治)
Impella,VAD (新美伸治)
一時ペーシング,除細動 (野崎暢仁)
用手圧迫止血 (湯面真吾)
(3)造影の見かた・フレーミング・パンニング
心臓の解剖と造影の向き (武田和也)
冠動脈造影(CAG) (武田和也)
左室造影(LVG) (武田和也)
大動脈造影(AoG) (武田和也)
(4)安全管理
医療従事者の被ばく管理 (石橋 徹)
医療安全からみたIC,カテーテル室のリスク管理と記録 (木下博子)
タイムアウト (木下博子)
(5)帰室時の安全管理
出血,迷走神経反射,不整脈 (中村康雄)
Ⅲ章 合併症への対応
(1)合併症の種類と対応
再灌流障害,穿孔,解離 (伊藤朋晃)
不整脈,一時ペーシング (佐生 喬)
使用される薬剤 (大竹陸希光)
放射線被ばく (石橋 徹)
(2)手技による合併症と対応
デバイスの断裂(PCIワイヤー断裂遺残例) (塩田裕啓)
デバイスの脱落(ステント脱落例) (塩田裕啓)
IVUSのスタック (塩田裕啓)
OCT/OFDIのスタック (口ノ町俊嗣)
ロータブレーター,OASのスタック (山本基善)
心臓カテーテル室特有の胸骨圧迫 (湯面真吾)
IV章 清潔介助の掟
(1)各職種のタスクシフト
医師の役割 (真壁 伸)
看護師の役割 (中村康雄)
診療放射線技師の役割 (今井俊輔)
臨床工学技士の役割 (村澤孝秀)
臨床検査技師の役割 (清水速人)
Ⅴ章 感染症対策
(1)スタッフ全員に求められる手順
新型コロナウイルスへの対応 (藤野絹代)
血液感染への対応 (藤野絹代)
new arrival shockwave治療