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筆頭著者 寒川 美奈(監修) 三木 貴弘 (編集)
メジカルビュー社
電子版ISBN
電子版発売日 2022年4月11日
ページ数 320
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7583-2079-5
印刷版発行年月 2022年4月
書籍・雑誌概要
卒後5年目までに習得しておくべき運動器障害理学療法の知識を,臨床経験豊富で学術的にも実績があるセラピストが指南。部位ごとに理学療法の全体像をフローチャートで示した上で,臨床で遭遇しやすく判断に迷う内容を取り上げ,思考過程やエビデンス,運動学・解剖学の知識を織り交ぜながら実践的に解説。評価手技,治療手技は実際の手順を写真付きで示し,さらに卒後5年にとどまらない内容も紹介する。
目次
Ⅰ章 総論
1 臨床推論 [吉田亮太,三木貴弘]
2 検査の意義,解釈 [鈴木 信,三木貴弘]
3 生物心理社会モデルに基づいた疼痛の基本的知識 [重藤隼人,三木貴弘]
4 画像の基本的知識 [梶原侑馬]
5 運動器エコーの基本的知識 [北川 孝]
6 運動器疾患におけるshared decision making(共有意思決定) [藤本修平]
7 運動器疾患におけるコミュニケーション [江草典政 ]
8 骨折後のリハビリテーションの基本的知識 [眞本 匠]
9 ストレッチングの基本的知識 [大場健裕,寒川美奈]
10 応急処置の基本的知識 [石戸裕亮]
Ⅱ章 肩関節 [坂 雅之,鈴木彩加]
1 肩関節障害の全体像
2 画像所見からわかること
3 肩関節痛の原因と増悪因子
4 肩関節痛と可動域制限を主とする病態
5 肩関節痛と可動域制限に対する評価,介入方法
6 拘縮肩に対する手術と術後理学療法
7 肩甲上腕関節異常運動を主とする病態
8 肩甲上腕関節異常運動に対する評価,介入方法
9 腱板損傷に対する手術と術後理学療法
10 肩関節不安定感を主とする病態
11 肩関節不安定感に対する理学療法評価,介入方法
12 肩関節不安定症に対する手術と術後理学療法
Ⅲ章 肘関節 [穐山大輝,松下幸平,坂 雅之]
1 肘関節障害の全体像
2 画像所見からわかること
3 肘外側痛を主とする病態
4 肘外側痛に対する評価と介入
5 肘内側痛を主とする病態
6 肘内側痛に対する評価と介入
7 肘関節可動域制限・拘縮に関連する病態
8 肘関節可動域制限・拘縮に対する評価と介入
Ⅳ章 手関節・手指
1 手関節・手指障害の全体像 [早﨑涼太,長南行浩]
2 手関節の単純X線画像の評価 [早﨑涼太]
3 手関節の骨折に対する評価と介入 [早﨑涼太]
4 手関節尺側部痛に対する評価と介入 [早﨑涼太]
5 手の拘縮に対する評価と解釈 [早﨑涼太]
6 手の末梢神経障害に対する評価 [早﨑涼太]
7 手の末梢神経障害に対する介入 [早﨑涼太]
8 手指骨折後のリハビリテーション [長南行浩]
9 手指の変形に関する評価と介入 [長南行浩]
10 腱損傷リハビリテーションの基礎知識 [長南行浩]
11 屈筋腱損傷術後のリハビリテーション [長南行浩]
12 伸筋腱損傷術後のリハビリテーション [長南行浩]
13 狭窄性腱鞘炎に対する評価と介入 [長南行浩]
Ⅴ章 頸部・胸部 [三木貴弘,近藤 湧]
1 頸部痛の全体像
2 頸部痛のリスク管理
3 上肢痛・しびれがある頸部痛の病態・評価
4 上肢痛・しびれがある頸部痛の介入
5 可動域制限より頸部痛が生じる原因
6 可動域制限のある頸部痛に対する介入
7 長時間の座位で頸部痛が生じる原因
8 協調性障害のある頸部痛に対する介入
9 頭痛を伴う頸部痛に対する評価・介入
10 外傷性頸部症候群の病態とマネジメント