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≪Crosslink 理学療法学テキスト≫
内部障害理学療法学
筆頭著者 解良 武士(編集) 椿 淳裕 (編集)
メジカルビュー社
電子版ISBN
電子版発売日 2021年12月17日
ページ数 376
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7583-2004-7
印刷版発行年月 2019年10月
書籍・雑誌概要
本シリーズは理学療法学専門科目に対応したテキストシリーズである。国家試験合格を最終目標とするだけでなく,臨床実習やその先の臨床の場でも活用できるつくりとなっている。
本文は噛み砕いた表現を用いて詳しく解説。また,図表を多用し視覚的にも理解しやすい紙面とし,特に,評価・治療手技については写真を多く掲載。
各見出しごとに「POINT」を設けて重要事項をまとめ,どこに重点を置いて学習すべきか,一目でわかるようになっている。「基礎へのフィードバック」,「学習の要点」,「臨床に役立つアドバイス」などの囲み記事を設け,知識の漏れを防ぐとともに,さまざまな角度からの情報が盛り込まれている。
巻末に症例検討や実習で役立つ「症例集」をまとめて掲載。
「内部障害理学療法学」では,総論で循環器や呼吸器の構造としくみ,運動生理と運動処方について解説。そして各論で心不全,虚血性心疾患,弁疾患,大血管疾患,末梢循環障害などの循環器疾患に対する理学療法,呼吸不全,呼吸器障害,慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器疾患に対する理学療法,糖尿病,腎疾患,がんに対する理学療法について解説している。
目次
第 1 章 総論
【1】循環器の構造としくみ 堀田一樹
1 循環器系の構造
2 循環器系のしくみ
まとめ
【2】呼吸器の構造としくみ 野添匡史
1 呼吸器系の解剖
2 呼吸器の生理
まとめ
【3】運動生理と運動処方 椿 淳裕
1 運動時の生体反応と運動処方
2 運動時の呼吸代謝反応
3 運動強度
4 運動処方
まとめ
第 2 章 各論 −循環器疾患−
【1】心不全と理学療法評価 安達裕一,齊藤正和
1 疾患の病態
2 症候・障害
3 医学的検査
4 医師による治療
5 理学療法評価
6 理学療法士による治療
まとめ
【2】虚血性心疾患 笹沼直樹
1 疾患の病態
2 症候・障害
3 医学的検査
4 医師による治療
5 理学療法評価
6 理学療法士による治療
まとめ
【3】弁疾患および大血管疾患 竹内雅史
3 -1 弁疾患
1 疾患の病態
2 症候・障害
3 医学的検査
4 理学療法士による治療
3 -2 大血管疾患
1 疾患の病態
2 症候・障害
3 医学的検査
4 理学療法士による治療
まとめ
【4】末梢循環障害 榊 聡子
1 病態生理
2 症候・障害
3 医学的検査
4 医師による治療
5 運動療法
まとめ
3 章 各論 −呼吸器疾患−
【1】呼吸不全と理学療法評価 解良武士,亀田光宏
1 呼吸不全の病態
2 理学療法の対象となる代表的疾患
3 医学的検査
4 医師による治療
5 理学療法評価
まとめ
【2】呼吸器障害に対する理学療法手技 千木良佑介
1 コンディショニング
2 胸郭の柔軟性を高める手技
3 排痰手技
4 運動療法
まとめ
【3】慢性閉塞性肺疾患 解良武士
1 疾患の病態
2 症候・障害
3 医師による治療
4 理学療法評価
5 理学療法士による治療
まとめ
【4】周術期 瀬崎 学
1 疾患の病態
2 症候・障害
3 医学的検査
4 理学療法評価
5 理学療法士による治療
6 人工呼吸器
まとめ
【5】喀痰等の吸引 花田匡利
1 吸引の定義と目的
2 吸引の適応と禁忌
3 感染対策:標準予防策(スタンダードプリコーション)
4 吸引の実際 ①:アセスメント
5 吸引の実際 ②:吸引の手順
6 合併症とその対応
まとめ
第 4 章 各論 −代謝・腎疾患−
【1】糖尿病 万行里佳
1 症候・障害
2 医学的検査
3 血糖コントロール目標
4 医師による治療
5 理学療法評価
6 理学療法士による治療
7 行動変容
まとめ
【2】腎疾患 臼井直人
1 症候・障害
2 医学的検査
3 医師による治療
4 理学療法評価
5 理学療法士による治療
まとめ
【3】がんの理学療法 森下慎一郎
1 概論
2 医学的検査
3 医師による治療
4 理学療法評価
5 理学療法士による治療
まとめ
症例集
心不全 安達裕一,齊藤正和
急性心筋梗塞 笹沼直樹
末梢動脈疾患 榊 聡子
重症下肢虚血 榊 聡子
慢性閉塞性肺疾患 亀田光宏
外科周術期 瀬崎 学
糖尿病(教育入院) 万行里佳
急性腎障害 臼井直人
末期腎不全(外来,長期透析) 臼井直人
血液がん 森下慎一郎
乳がん 森下慎一郎
肺がん 森下慎一郎