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筆頭著者 斉藤 延人 (担当編集委員)
メジカルビュー社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年11月19日
ページ数 160
判型 A4
印刷版ISBN 978-4-7583-1575-3
印刷版発行年月 2018年9月
書籍・雑誌概要
No.15では「脳幹・脳深部の疾患にいかにたどり着き治療するか」をテーマに取り上げた。脳幹・脳深部の手術が難しいと言われるのは,患部が脳表から遠くにあり慎重かつ繊細なアプローチと治療手技が必要とされることにある。
本書では各種手術に必要となるアプローチについて,解剖にも触れながら,正常組織を損傷することなく進入する手技を詳説。各種モニタリングの活用も併せ,脳幹・脳深部の手術に挑む医師の確かな助けになることを企図した一冊である。
目次
脳幹病変に対するoccipital transtentorial approach 本郷一博
中脳病変に対するorbitozygomatic approach 森迫拓貴,ほか
中脳病変に対するtrans-lamina terminalis approach 中冨浩文,ほか
第四脳室と小脳延髄裂の解剖 松島 健,ほか
橋・延髄病変に対する経第四脳室アプローチ 深見忠輝,ほか
橋病変に対するposterior transpetrosal approach 黒住和彦,ほか
延髄の血管芽腫の手術 中冨浩文,ほか
基底核グリオーマの手術 −レンズ核グリオーマに対するtranssylvian & transinsular approach− 隈部俊宏,ほか
視床グリオーマの手術 宮下勝吉,ほか
中脳神経膠腫(tectal glioma)に対する外科的摘出術 藍原康雄,ほか
脳幹グリオーマに対する生検術 −Biopsy for brain stem glioma− 北川陽介,ほか
脳幹・脳深部病変の術中モニタリング 岩楯兼尚,ほか
脳幹部病変に対するガンマナイフ治療の考えかた 長谷川洋敬,ほか
◆シリーズ わたしの手術記載
①症候性頚静脈孔腫瘍 鰐渕昌彦
②小脳橋角部腫瘍 甲村英二