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筆頭著者 伊達 勲 (担当編集委員)
メジカルビュー社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年5月28日
ページ数 156
判型 A4
印刷版ISBN 978-4-7583-1573-9
印刷版発行年月 2018年3月
書籍・雑誌概要
No.13では脳室病変とその治療をテーマに取り上げた。
脳室は脳深部にあり,左右の側脳室から第三・第四脳室へと続く形状を取る。これに正確な手術を施すためにもアプローチには万全を期す必要がある。近年では開頭術に加え内視鏡手術も汎用され,手術や検査に必要とされる知識は一層増している。
本書では側脳室,第三脳室,第四脳室に発症する病変に対し「どのような体位で」「どのようなアプローチで」「どのような手技で」臨めばよいかを解説。正常な脳をできるだけダメージすることなく病変に到達し,合併症を起こさずに処置するための工夫と注意点が示されている。
目次
脳脊髄液循環を再考する 間瀬光人
脳室腹腔シャント術 小児の場合,成人の場合 赤井卓也
神経内視鏡による第三脳室底開窓術 亀田雅博,ほか
神経内視鏡による脳室内血腫除去術 山本拓史
神経内視鏡による脳室内腫瘍の生検 林 央周
側脳室前角腫瘍へのアプローチ Interhemispheric approach, transcortical approach 野中洋一,ほか
側脳室三角部腫瘍へのアプローチ 田中雄一郎
第三脳室腫瘍への前方からのアプローチ 橋本直哉,ほか
松果体部から第三脳室へ進展した腫瘍に対する後方からのアプローチ 秋山恭彦
ViewSiteTM を用いた脳室内手術 荒川芳輝
第四脳室腫瘍へのアプローチ 朴 永銖,ほか
◆シリーズ わたしの手術記載
① 破裂巨大動脈瘤 吉金 努
②若年性脳動静脈奇形(左前頭葉) Lt. frontal juvenile arteriovenous malformation 田中俊英