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チームで取り組む
心臓デバイス植込み患者のケアとマネジメント
遠隔モニタリングの活用から一般管理まで
筆頭著者 鈴木 誠 (編著)
亀田総合病院部長
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-28496-2
電子版発売日 2016年6月6日
ページ数 144
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-26965-5
印刷版発行年月 2012年9月
書籍・雑誌概要
ペースメーカー,植込み型除細動器,CRTなどの植込み型心臓デバイスの遠隔モニタリングの活用から一般的な管理まで網羅したチーム医療の実践書.患者管理における診療の実際からトラブル発見のポイント・対処法,フォローアップまで具体的に解説.現場で役立つ情報が満載.医師だけでなくコメディカルスタッフも必携の一冊.
目次
【内容目次】
I チームで取り組む患者ケアのキホン
1.チームで取り組む医療のキホン:よりよい患者ケアのために
2.チーム医療における各職種の役割
1医師
2看護師
3臨床工学技士
4臨床検査技師
5診療放射線技師
6薬剤師
7管理栄養士
8理学療法士
9医療ソーシャルワーカー
10医師事務作業補助者
II 遠隔モニタリングシステムによる植込み型心臓デバイスの管理
1.遠隔モニタリングシステムとは
2.当院における遠隔モニタリングシステムの導入とその効果
3.遠隔モニタリングシステムの適応
4.導入時の留意事項と患者さんへの説明のポイント
5.遠隔モニタリングの具体的な導入手順,機器のセッティング
6.遠隔モニタリングシステム導入後の外来運用のノウハウ
7.チーム医療による導入患者さんのフォローアップ
1モニタリングの実際
2アラート受信時の対処
3病診連携のポイント
4モニタリングに関する不具合(トラブル)
5患者さんのメンタルサポート
III モニタリングデータの活用法
1.不整脈の遠隔モニタリング
2.心不全の遠隔モニタリング
IV 植込み型心臓デバイスの一般管理
1.電磁干渉
2.合併症対策
3.誤作動時の対処
4.リードトラブル
5.デバイス交換
6.運転免許について
V 植込み型心臓デバイス診療の実践例〜遠隔モニタリングシステムを含めて〜
症例1 アラート(注意喚起通達)機能が心室波高値低下の早期発見,対応に役立った症例
症例2 運動負荷試験を行い心拍応答機能を調整し心不全のリハビリテーションを行ったCRT-Dの症例
症例3 ペースメーカーや植込み型除細動器(ICD)の処分方法について
症例4 ペースメーカーの設定変更が心不全加療に有効であった症例
症例5 通院困難な遠方患者さんの一例
付録
1.患者さんからよくある質問
2.各遠隔モニタリングシステムの特徴および主要機器一覧
索引
コラム
患者さんがMRIを撮りたいと言ったら?
遠隔モニタリングシステムの通信機能がカバーできないエリアとは?
災害時のペースメーカー・植込み型除細動器(ICD)植込み患者さんへの対応
変時性不全(chronotropic incompetence)とは?
患者さんが海外旅行に行きたいと言ってきた.さてどうする?
遠隔モニタリングの海外の動向と今後の展望