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肝臓を診る医師のための肝臓病理テキスト

肝臓を診る医師のための肝臓病理テキスト
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筆頭著者 中沼 安二 (編著)

静岡県立静岡がんセンター参与

南江堂

電子版ISBN 978-4-524-28466-5

電子版発売日 2016年6月6日

ページ数 322

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-524-26920-4

印刷版発行年月 2013年5月

DOI https://doi.org/10.15106/9784524269204

書籍・雑誌概要

臨床の観点から必要とされる,肝臓病理の基礎的・実践的な知識を網羅.肝臓の解剖と発生,病理の基礎知識を実践的に解説,また各疾患の病理像とその解説に加え,病期分類や診断・鑑別などの実践的な内容を貴重な写真とともに詳しく解説している.臨床現場で活かせる肝臓病理の全てが理解できる“スタンダード”登場.

目次

【内容目次】
I章 解剖と発生
 A.肝臓の解剖
 B.肝臓の発生
II章 肝臓病理の基礎:病変の名称,疾患や病変の成り立ちと進行
 A.肝細胞傷害機序
 B.肝の壊死・炎症性変化
 C.肝内胆管障害機序
 D.胆汁うっ滞
 E.肝線維化と血管新生
 F.再生/過形成と肝ステム/前駆細胞
 G.肝硬変
III章 非腫瘍性疾患
 A.ウイルス性肝炎:急性肝炎と慢性肝炎/肝硬変
 B.自己免疫性肝炎
 C.アルコール性肝疾患,NAFLD
  1.アルコール性肝疾患
  2.非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)
 D.代謝異常,遺伝性疾患
  1.金属代謝異常
  2.ポルフィリン症
  3.糖原病
  4.アミノ酸代謝障害
  5.アミロイドーシス
  6.ライソゾーム貯留症,他の貯留症
  7.体質性黄疸
 E.薬物性肝障害,中毒性肝障害
 F.胆汁うっ滞・胆管の疾患
  1.原発性胆汁性肝硬変
  2.原発性硬化性胆管炎
   a.原発性硬化性胆管炎
   b.IgG4関連硬化性胆管炎(IgG4関連炎症性偽腫瘍も含む)
  3.その他の二次性硬化性胆管炎,胆管系疾患
 G.循環系,血管系の疾患
  1.肝動脈,門脈,虚血性疾患
  2.中心静脈,肝静脈,うっ血性疾患
  3.代表的な形成異常と肝病変
 H.新生児肝炎,胆汁うっ滞
 I.胆道閉鎖症,形成異常
 J.肉芽腫性疾患,その他の感染症
  1.肉芽腫性疾患の病理
  2.その他の感染症
IV章 肝腫瘍
 A.肝細胞性腫瘍
  1.良性腫瘍・腫瘍類似病変の病理
  2.悪性腫瘍の病理
   a.背景病変,前癌病変と早期病変
   b.古典的肝細胞癌の病理
   c.まれな悪性肝細胞性腫瘍
   d.肝芽腫
   e.肝細胞癌の発癌(遺伝子異常や分子病理を含む)
   f.肝細胞癌の表現型(主に免疫染色)からみた鑑別診断と予後予測
 B.胆管系腫瘍
  1.良性腫瘍の病理
  2.悪性腫瘍の病理
   a.背景病変,前癌病変と早期病変(IPNB,BilINを含む)
   b.浸潤性胆管癌:末梢型と肝門型
   c.発癌(遺伝子異常,分子病理を含む)
   d.肝内胆管癌の表現型(主に免疫染色)からみた鑑別診断と予後予測
 C.混合型肝癌:古典型およびサブタイプ
 D.原発性肝癌の表現型(主に免疫染色)からみた鑑別診断と予後予測(肝細胞癌,肝内胆管癌を除く)
 E.嚢胞性腫瘍/嚢胞性疾患
 F.血管系腫瘍
 G.リンパ・間葉系腫瘍(炎症性偽腫瘍,偽リンパ腫を含む)
 H.転移性
V章 移植関連
 A.肝移植
  1.拒絶反応の病理
   a.急性拒絶反応
   b.慢性拒絶反応
  2.de novo疾患
  3.原疾患の再発
 B.骨髄移植に伴う肝障害の病理
  1.移植片対宿主病
  2.肝静脈閉塞性疾患,自己免疫性肝炎,その他
索引