書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
抗悪性腫瘍薬コンサルトブック 改訂第2版
薬理学的特性に基づく治療
筆頭著者 南 博信 (編)
神戸大学大学院医学研究科内科学講座腫瘍・血液内科学分野
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-24609-0
電子版発売日 2017年12月18日
ページ数 446
判型 B6変
印刷版ISBN 978-4-524-25886-4
印刷版発行年月 2017年8月
書籍・雑誌概要
がん薬物療法で使用される主な抗悪性腫瘍薬を薬剤ごとに解説。適応・副作用、作用機序・耐性機序、投与スケジュールのほか、各薬剤の臨床薬理学的特長、それに基づく使用上のノウハウまでをコンパクトかつ明快に記載。さらに各がん種における代表的なレジメンも掲載。抗悪性腫瘍薬を使いこなすための知識を凝縮した一冊。
目次
【内容目次】
I 抗悪性腫瘍薬の臨床薬理学-総論
A.がん薬物療法の基本的考え方
B.抗悪性腫瘍薬の分類
C.蛋白結合
D.drug delivery system(DDS)
E.薬物動態・薬力学の個体差
F.薬理ゲノム学
G.高齢者の薬物動態・薬力学
H.臓器障害時の薬物動態・薬力学
I.分子標的治療薬の臨床薬理学的特徴
J.抗体薬の臨床薬理学的特徴
II 各薬剤の臨床薬理学的特徴と使い方
1 分子標的治療薬
A 小分子化合物
1.イマチニブ
2.ニロチニブ
3.ダサチニブ
4.ソラフェニブ
5.スニチニブ
6.アキシチニブ
7.パゾパニブ
8.レゴラフェニブ
9.レンバチニブ
10.ゲフィチニブ
11.エルロチニブ
12.アファチニブ
13.オシメルチニブ
14.クリゾチニブ
15.アレクチニブ
16.ルキソリチニブ
17.ボルテゾミブ
18.カルフィルゾミブ
19.ラパチニブ
20.ベムラフェニブ
21.ダブラフェニブ
22.トラメチニブ
23.エベロリムス
24.テムシロリムス
B 抗体薬
1.トラスツズマブ
2.トラスツズマブエムタンシン(T.DM1)
3.ペルツズマブ
4.リツキシマブ
5.オファツムマブ
6.モガムリズマブ
7.ブレンツキシマブベドチン
8.ベバシズマブ
9.ラムシルマブ
10.セツキシマブ
11.パニツムマブ
12.ゲムツズマブオゾガマイシン
13.イブリツモマブチウキセタン
14.ニボルマブ
15.イピリムマブ
16.ペムブロリズマブ
17.エロツズマブ
2 殺細胞性抗がん薬
A 代謝拮抗薬
(1)アルキル化薬
1.シクロホスファミド
2.イホスファミド
3.ブスルファン
4.メルファラン
5.ベンダムスチン
6.ダカルバジン
7.プロカルバジン
8.テモゾロミド
(2)葉酸拮抗薬
1.メトトレキサート
2.ペメトレキセド
(3)ピリミジン拮抗薬
1.フルオロウラシル
2.カペシタビン
3.テガフール・ギメラシル・オテラシル(S.1)
4.テガフール・ウラシル(UFT)
5.トリフルリジン・チピラシル(TAS.102)
6.シタラビン
7.ゲムシタビン
(4)プリン拮抗薬
1.メルカプトプリン
2.フルダラビン
3.クラドリビン
4.クロファラビン
5.ネララビン
(5)その他
1.L.アスパラギナーゼ
2.ヒドロキシカルバミド
B 抗生物質
(1)アントラサイクリン系
1.ドキソルビシン
2.liposomal doxorubicin
3.ダウノルビシン
4.エピルビシン
5.イダルビシン
6.アムルビシン
7.ミトキサントロン
(2)その他の抗生物質
1.マイトマイシンC
2.アクチノマイシンD
3.ブレオマイシン
C 微小管阻害薬
(1)ビンカアルカロイド
1.ビンクリスチン
2.ビンブラスチン
3.ビノレルビン
(2)タキサン
1.パクリタキセル
2.nab.パクリタキセル
3.ドセタキセル
4.カバジタキセル
(3)その他の微小管阻害薬
1.エリブリン
D 白金製剤
1.シスプラチン
2.カルボプラチン
3.ネダプラチン
4.オキサリプラチン
E トポイソメラーゼ阻害薬
(1)トポイソメラーゼI阻害薬
1.イリノテカン
2.ノギテカン
(2)トポイソメラーゼII阻害薬
1.エトポシド
F サリドマイド関連薬
1.サリドマイド
2.レナリドミド
III 各領域におけるがん薬物療法のとらえ方
A.頭頸部扁平上皮がん
B.肺がん
C.消化器がん
D.乳がん
E.造血器がん
F.婦人科がん
G.腎がん
H.泌尿器がん
I.悪性黒色腫
J.原発不明がん
K.骨・軟部肉腫
L.脳腫瘍
索引