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門脈圧亢進症診療マニュアル
食道・胃静脈瘤の診かたと治療
筆頭著者 日本門脈圧亢進症学会 (編)
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-25447-7
電子版発売日 2016年6月6日
ページ数 190
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-25706-5
印刷版発行年月 2015年11月
書籍・雑誌概要
内科医・外科医・放射線科医の相互連携が求められる門脈圧亢進症について,その診療の実際を体系的かつ簡潔平易にまとめた診療マニュアル.病態,診断と治療選択,および内視鏡治療・IVR・外科的治療の標準的な治療法を実践的に解説.肝臓を診る全ての医師・研修医のための日本門脈圧亢進症学会公式テキスト.
目次
【内容目次】
第I章 門脈圧亢進症の病態,診断
1.門脈圧亢進症の発生機序と病態生理
2.食道・胃静脈瘤の内視鏡診断
3.食道・胃静脈瘤の超音波内視鏡診断
4.食道・胃静脈瘤出血の危険因子
5.体外式超音波による門脈圧亢進症の病態診断
6.造影超音波
7.門脈血行動態
a)3D-CT
b)EVIS
c)血管造影
第II章 門脈圧亢進症の治療手技
1.消化管静脈瘤治療のストラテジー
A.内視鏡治療
1.食道静脈瘤
a)出血例に対するEVL,EIS
b)待期・予防例に対するEVL
c)待期・予防例に対するEIS
d)地固め療法(1):EIS
e)地固め療法(2):APC
2.胃穹窿部静脈瘤
a)出血例に対するCA局注
b)待期・予防例に対するCA-EIS
3.異所性静脈瘤の診断と内視鏡治療
a)十二指腸静脈瘤
b)直腸静脈瘤
B.IVR
1.B-RTO
2.PTO,TIO
3.TIPS
4.PSE
C.外科的治療
1.直達手術,Hassab手術
2.シャント手術
3.腹腔鏡下脾臓摘出術
第III章 門脈圧亢進症のマネジメント・特殊な病態
1.マネジメント
a)薬物療法(1):バソプレシン,β遮断薬など
b)薬物療法(2):PPI,ARBなど
c)バルーンタンポナーデ法(S-Bチューブなど)
d)栄養療法
2.特殊な病態
a)門脈圧亢進症性胃腸症
b)門脈血栓症
c)難治性腹水,特発性細菌性腹膜炎(SBP)
d)肝移植
付録
付録1:IPH,EHO,Budd-Chiari症候群の診断ガイドライン
付録2:日本門脈圧亢進症学会の技術認定と技術認定制度
索引