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訪問診療の診かた,考えかた
筆頭著者 大久保 光夫 (著)
その他の著者等 大久保光夫/竹崎三立/島田浩至/平澤秀人/頼高朝子/永野和彦/萩野トモミ/台 紀恵/
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年5月21日
ページ数 226
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-498-05914-6
印刷版発行年月 2017年12月
書籍・雑誌概要
目次
まえがき
登場人物・注意点
第 1 部訪問診療の概要
第1章 在宅医療,訪問診療とは
1)在宅医療,訪問診療の意味と役割
2)在宅診療所とは
コラム㈰ 訪問診療の原点はどこにあったか?
コラム㈪ 訪問診療で利用する薬剤・機器等のリスト
第2章 在宅療養支援診療所の現状 社会医療法人社団健友会 天沼診療所 竹三立所長
1)在宅療養支援診療所の実情
2)大都市圏における支援診療所の実態
3)まとめと在宅医療推進における課題
コラム㈫ 在宅診療所の基準は終末期医療のあり方から生まれた?
第3章 居宅と施設への訪問診療の違い 医療法人社団白報会 さいたま在宅診療所 島田浩至院長
1)訪問診療を提供できる場所
2)訪問診療の導入のきっかけ
3)訪問診療の問題点とその対策
4)居宅と施設の診療報酬の違い
5)訪問診療の今後
コラム㈬ 老人ホームは厚労省,サ高住は国土交通省管轄
第 2 部訪問診療の10 大臨床症状
第1章 訪問診療の診かた,考えかた: 総論
1)訪問診療で診る疾患はどのようなものが多いか
2)訪問診療ではどのような訴え・症状を診ることが多いのか
第2章 訪問診療の10 大臨床症状: 各論
1腰痛の訴え
2便秘の訴え
3頻尿・尿閉(蓄尿障害・排尿障害)の訴え
4かゆみの訴え
5下腿浮腫の訴え
6転倒・転落
7不眠(睡眠障害)の訴え
8眼症状の訴え
9うつ状態
10貧血
第 3 部訪問診療で診る10 大疾患: 知っておきたいその病態と治療
第1章 訪問診療と病診連携─入院か訪問診療か─
1)訪問診療から入院となった理由・病態
2)病診連携と訪問診療の貢献
3)訪問診療患者で入院が必要かどうかの判断
コラム㈭ 診療情報提供書(紹介状)の書き方
第2章 訪問診療で診る10 大疾患・病態: 各論
1大腿骨近位部骨折
2誤嚥性肺炎
3MRSA・緑膿菌・紫色尿
4認知症
平沢スリープ・メンタルクリニック 平澤秀人院長
コラム㈮ 心をおだやかにする回想法 〈平澤秀人〉
コラム㈯ 訪問診療でよく用いる言葉「HDS-R」
5意識消失発作
6パーキンソン病 順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院 神経内科 頼高朝子准教授
7下腿潰瘍
8帯状疱疹
9廃用症候群
10介護完璧症候群(私案)
第 4 部訪問診療で必要な10 の知識と手技
1高齢者とのコミュニケーション
コラム㉀ 在宅療養患者さんの服薬数
2リハビリテーション
コラム㈷ 訪問診療でよく用いる言葉「ADL」
3胃瘻の管理
4在宅酸素・人工呼吸療法: HOT,CPAP,NPPV
5膀胱カテーテル留置・交換
6人工肛門の管理
7褥瘡処置
8緩和ケアとpatient controlled analgesia(PCA)
9看取り
10主治医意見書
コラム㉂ 認知症患者さんの家族向けの冊子
第5部訪問歯科診療,スタッフとシステム
第1章 訪問歯科診療 医療法人社団白報会 つばさ総合診療所 永野和彦歯科医長
1)今日も元気に! 口腔ケア(口腔衛生状態を整える)
2) ちゃんと食べられていますか?(摂食・嚥下障害をスクリーニング)
3) 弱っている摂食・嚥下を助けるリハビリテーションについて(各種訓練)
第2章 ケアマネージャーの役割 医療法人社団白報会 入間藤沢幸楽園 萩野トモミケアマネージャー
1)ケアマネージャーの役割
2)計画書の作成〜サービスの提供
第3章 訪問診療における相談員の役割 医療法人社団白報会 さいたま在宅診療所 台 紀恵相談員
1)相談員は訪問診療の最初の窓口
2)患者さんの生活環境,家族など背景の把握
3)訪問診療開始前後の患者,家族への支援
あとがき
さくいん