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不整脈デバイス治療バイブル ―適応・治療・管理まですべてマスター
筆頭著者 草野研吾 (監)
国立循環器病研究センター心臓血管内科部長
その他の著者等 国立循環器病研究センター心臓血管内科部門・不整脈科・デバイスチーム
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-24941-1
電子版発売日 2018年8月20日
ページ数 358
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-25613-6
印刷版発行年月 2018年7月
書籍・雑誌概要
リードレスペースメーカ、完全皮下植込み型除細動器(S-ICD)、着用型自動除細動器(WCD)の開発・臨床導入、レーザーリード抜去や遠隔モニタリングの登場など、飛躍的に進歩している不整脈のデバイス治療について網羅した完全バイブル。新規デバイスの登場により変化する治療適応の考え方から実際の植込み手技、デバイス管理の方法、合併症・トラブルへの対策、患者フォローアップまで、国立循環器病センター心臓血管内科部門・不整脈科・デバイスチームにより徹底解説。
目次
【内容目次】
I 総論 デバイス治療の過去・現在・未来
II ガイドラインに基づいた各デバイスの適応
1.徐脈性不整脈:ペースメーカ
2.致死性心室不整脈(VT,VF)に対する除細動器:ICD/CRT-D/S-ICD
3.心不全:心臓再同期療法(CRT)/両室ペーシング機能付き植込み型除細動器(CRT-D)
III ペースメーカ,新しいペースメーカシステム
A.ペースメーカ
1.ペースメーカの原理・構造を知る
2.ペースメーカの機能を知る
3.ペースメーカ植込みに関する検査について知る
4.ペースメーカの植込み手技を知る
5.ペースメーカの術後設定を行う
6.ペースメーカ植込み患者のフォローアップを行う
7.ペースメーカ関連のトラブルシューティングを把握する
8.MRI対応機種について
9.今後の展開
B.新しいペースメーカシステム
1.リードレスペースメーカ
2.His束ペーシングシステム
IV 植込み型除細動器(ICD),完全皮下植込み型除細動器(S-ICD)
A.ICD
1.ICDの機能を知る
2.基本的なプログラミングについて知る
3.ICD植込みに関する検査について知る
4.ICDの植込み手技を知る
5.ICD植込み患者のフォローアップを行う
B.トラブルシューティング
1.high DFTへの対応
2.不適切作動を回避する:プログラミングの工夫
3.上室頻拍と心室不整脈の鑑別:DDD-ICDかVVI-ICDか
4.オーバーセンシングへの対応
C.S-ICD
1.スクリーニングと植込み手技を知る
2.S-ICDの適応を知る:選択すべき症例とは
3.適応拡大,不適切作動を防ぐ
D.今後の展開
V 心臓再同期療法(CRT)
1.CRTの原理・構造を知る
2.CRTの効果を把握する
3.CRTの植込み手技を知る
4.CRTの条件設定を行う
5.CRT植込み患者のフォローアップを行う
6.今後の展開
VI 遠隔管理
1.遠隔管理の基本概念を知る
2.遠隔管理に関する各メーカーの特徴を知る
3.遠隔管理の実践方法・円滑に行うコツを知る
4.今後の展開
VII リード抜去
1.リード抜去の適応を知る
2.リード抜去に必要な体制と準備を知る
3.リード抜去の方法を知る
4.リード抜去の成績と合併症を知る
5.デバイス感染の管理を知る
6.今後の展開
VIII 着用型自動除細動器(WCD),植込み型ループレコーダー(ILR)
A.着用型自動除細動器(WCD)
1.WCDの原理・構造を知る
2.WCDの機能を知る
3.WCDの適応を知る
4.WCDの使用法・管理を知る
5.今後の展開
B.植込み型ループレコーダー(ILR)
1.ILRの原理・構造を知る
2.ILRの機能を知る
3.ILRの適応を知る
4.ILRの植込み手技を知る
5.今後の展開
IX 左心耳閉鎖デバイス
1.左心耳の解剖を知る
2.左心耳と脳梗塞との関係を知る
3.左心耳閉鎖デバイスの原理・機能を知る
4.左心耳閉鎖デバイスの有効性と適応を知る
5.左心耳閉鎖デバイスの留置手技と合併症を知る
6.今後の展開
索引