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もう迷わない! 肝癌薬物療法ナビ

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筆頭著者 建石 良介 山下 竜也 (編)

南江堂

電子版ISBN 978-4-524-21958-2

電子版発売日 2024年6月17日

ページ数 190

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-524-23463-9

印刷版発行年月 2024年6月

DOI https://doi.org/10.15106/9784524234639

書籍・雑誌概要

近年,新たな分子標的治療薬の承認が相次ぎ,大きな進歩を見せている肝癌(肝細胞癌)の薬物療法について,一次治療/二次治療以降における薬剤選択の基本から,各種診断マーカーを用いた症例選択,治療が奏効しなかった場合の対応,局所療法との複合的な治療戦略,有害事象発生時の対処方法までを網羅し,解説.各施設のエキスパートが,判断に迷う課題を整理し,肝癌治療に携わる臨床医へ最新の知見を示した一冊.

目次

【内容目次】
第1章 薬物療法開始前に
 1 肝細胞癌治療の考え方
  コラム 進行肝細胞癌におけるadvance care planningと病診・病病連携
 2 病態に応じた治療選択
  コラム etiologyごとの治療選択は必要か
 3 薬物療法の評価法
  コラム 肝細胞癌における遺伝子異常
 4 有害事象の評価~CTCAE~
  コラム チーム医療の実践
 5 薬物療法開始前のスクリーニング~肝機能,静脈瘤,自己免疫疾患,心疾患~
  コラム 原発性肝細胞癌におけるがん遺伝子パネル検査の有用性と検査提出のタイミング

第2章 各レジメンの使い方と注意点
 1 アテゾリズマブ+ベバシズマブ
 2 デュルバルマブ+トレメリムマブ
  コラム 現在進行中の臨床試験:免疫チェックポイント阻害薬+免疫チェックポイント阻害薬
  コラム 現在進行中の臨床試験:チロシンキナーゼ阻害薬+免疫チェックポイント阻害薬
 3 レンバチニブ
 4 ソラフェニブ
 5 レゴラフェニブ
 6 ラムシルマブ
 7 カボザンチニブ
 8 肝動注化学療法

第3章 併用療法
 1 分子標的治療薬+肝動脈化学塞栓療法(TACE)
 2 薬物療法+切除
 3 薬物療法+アブレーション
 4 薬物療法+放射線治療

第4章 副作用対策
 1 免疫関連有害事象
 2 抗VEGF薬

付録
 1 インフォームドコンセントフォーム
 2 ケースリポートフォーム

索引