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ようこそ緩和ケアの森
死亡直前期の患者を診る
筆頭著者 森田 達也 (シリーズ監修)
その他の著者等 柏木 秀行(シリーズ編集)/大屋 清文/岡本 宗一郎/石上 雄一郎/柏木 秀行(著)
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-21036-7
電子版発売日 2023年6月26日
ページ数 180
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-524-23277-2
印刷版発行年月 2023年7月
書籍・雑誌概要
緩和ケアという森にはさまざまな木(テーマ)が生えている.そんな森に足を踏み入れようとしているあなたに,初心者時代の記憶新しい著者らが記す,<緩和ケアの“超入門書”シリーズ>!!
本巻では死亡直前期の対応について解説.予後予測や意思決定支援の実際から,急変時の対応,輸液,鎮静,看取りの作法など,初心者には困難を感じやすい局面を取り上げる.患者の最期に関わる全ての医療者に.
目次
【内容目次】
死期が近づいていそうな患者をみるとき
第1章 生命予後を推定する
1. 生命予後を推定する ──私の患者さんに残された時間はどれくらい?
2. がん患者の生命予後を推定する ──え,そんなに早いの?!
3. 非がん患者の生命予後を推定する ──次に悪くなったらもう後がない?
第2章 死亡直前期のコミュニケーション
1. 死亡直前期のコミュニケーション① ──話しづらいことをどうやって話せばいい?
Column「本人には予後を知らせないでください」
2. 死亡直前期のコミュニケーション② ──話し合いを重ねて患者と家族の願いを叶えよう
Column「こんなに悪いのに家に帰れない」
Column 事実は想像を“常に”上回る
第3章 死亡直前期で問題になること
1. 死亡直前期に問題になりやすいこと ──食べられなくなってきたんですけど,どうしたらいいですか?
2. 死亡直前期の急変に備える ──治療・ケアのゴールを決めておく
3. 苦痛が取り切れないときに考えること ──もう寝かせたほうがいい?
Column 緩和的鎮静 ──安楽死や関連する概念との違い
第4章 患者さんのお看取り
1. 患者さんが亡くなったとき ──お看取りってどうすればいいの?
Column 医療者も泣いていい
ex. 救急外来での心停止時の対応