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国際保健医療のキャリアナビ

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筆頭著者 日本国際保健医療学会 (編集)

南山堂

電子版ISBN 978-4-525-98230-0

電子版発売日 2017年3月20日

ページ数 208

判型 四六倍

印刷版ISBN 978-4-525-18301-1

印刷版発行年月 2016年12月

DOI https://doi.org/10.15104/9784525183011

書籍・雑誌概要

国際保健医療の仕事をめざす学生・社会人向けのキャリアガイド.30人のキャリアパスの実例を紹介した上で,仕事に就くための学び方や働き方を詳説.さらに,学生の質問に編集委員が答える座談会も掲載した.大学院等への進学や留学,インターンシップや履歴書の書き方等,役立つ情報が満載の本書は,国際保健医療の世界へ飛び立つための必携書.

目次

1章 私のキャリアパス

〈医学系×国際機関〉
さまざまな出会いでつながった国際保健のキャリアパス(遠藤弘良)
大好きな産業保健の仕事を日本と世界で自由に続ける(川上 剛)

〈医学系×JICA〉
アフリカからグローバルへ ―命を大切にする社会の創造―(杉下智彦)

〈医学系×中央省庁〉
行政官としての国際保健への関わり(田中 剛)

〈医学系×NGO〉
「最も弱い人たちのために働く」ということ(加藤寛幸)

〈医学系×大学・研究機関〉
国際保健の現場経験から公衆衛生教育者へ(髙橋謙造)

〈医学系×病院・地域医療〉
学びと貢献の機会を与えてくれた地域医療と国際保健(高木史江)
日本の地域課題は世界の課題 ―日本の経験を世界で生かすために―(長嶺由衣子)

〈看護系×国際機関〉
原点を指針にキャリアを切り開く ―助産師からUNICEF職員へ―(吉田友希子)

〈看護系×JICA〉
自分の関心とできることを考えて国際保健医療の道へ(平岡久和)

〈看護系×中央省庁〉
小児科ナースから国際保健医療の道へ(當山紀子)

〈看護系×NGO〉
「健康の公平性」の実現へ ―国際保健NGOへ託す思い―(八鳥知子)

〈看護系×大学・研究機関〉
助産師がミャンマーでライフワークを見いだすプロセス(小黒道子)
回り道にもよさはある 遠回りの国際保健への道(西原三佳)

〈看護系×在日外国人保健医療〉
世界中のすべての人に健康を(李 祥任)

〈文系×国際機関〉
モンゴルの草原で芽吹いたグローバルヘルスへの道(竹内百重)

〈文系×JICA〉
世界の健康格差是正のために ―JICAでのキャリアパス―(瀧澤郁雄)

〈文系×中央省庁〉
国際保健を学び外交の世界へ(稲岡恵美)

〈文系×NGO〉
高校留学・大学で世界の旅 国際協力をNGOで実現(青木美由紀)
研究対象だったNGOが仕事場に(溝上芳恵)

〈文系×大学・研究機関〉
哲学から国際保健医療へ ―海外経験を日本の次世代に―(小川寿美子)

〈生化学×大学・研究機関〉
生化学から寄生虫学・熱帯医学,そしてグローバルヘルス(北 潔)

〈歯科×病院・地域医療〉
歯科開業医ができる国際保健医療協力(深井穫博)

〈薬学×大学・研究機関〉
薬剤師が国際保健を探求し続けたらグローバルヘルス百貨店に(奥村順子)

〈作業療法・理学療法×大学・研究機関〉
ライフワークとしてCBRの実践と研究に関わって(渡邊雅行)

〈栄養×大学・研究機関〉
すべての人に必要な食べることからアプローチする国際保健医療(水元 芳)

〈放射線科学×JICA〉
自分の知識と経験を海外に生かす ―放射線科学から国際保健へ―(大里圭一)

〈体育×大学・研究機関〉
誰にでも開いている国際保健への扉(竹原健二)

〈農学×大学・研究機関〉
国際保健ふらり旅(吉岡浩太)

〈理工学×企業〉
グローバル・ビジネスを通じた社会貢献を追求(小柴巌和)


2章 国際保健医療を学ぶ(小川寿美子)

  国際保健医療協力に“王道なし”
  国際保健医療の“学び方”
  何をどこまで学ぶか
  国際保健医療協力を目指す人にもっと学んでほしいこと──コンピテンシー


3章 国際保健医療で働く(大西真由美)

  国際保健医療の仕事
  多様なキャリア構築が可能
  国際保健医療の実務経験をどう積むか
  生活体験から得た知識や技術を現場で生かす
  日本の公衆衛生・地域保健活動との協働
  多職種の“強み”を生かして


4章 〈特別座談会〉国際保健医療のキャリアQ&A
(中村安秀,湯浅資之,大西真由美,小川寿美子,加藤美寿季)


巻末資料 国際保健医療に関わる各種団体(湯浅資之)