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理学療法の本質を問う
筆頭著者 奈良 勲 (著)
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-84410-9
電子版発売日 2016年6月6日
ページ数 176
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-260-24410-7
印刷版発行年月 2002年7月
書籍・雑誌概要
社会の要請の変化に伴い,理学療法士の業務が拡大するなかで,その基盤となる教育,実践的理学療法,研究におけるサイエンスの構築と,自己と他者(対象者)を含む総体的な人間観察について,著者自らの経験を踏まえて考察。学生・若手PTへの道案内としてだけでなく,これからの理学療法を真摯に問うすべてのPTにとっての必読書。
目次
第1章 ひとりの理学療法士として-国際的視野で考え行動してみたい
1. 私が理学療法士を志向した背景
2. アメリカでの留学生活(1966~1969年)
3. アメリカでの実務体験(1969~1971年)
4. 日本理学療法士協会,WCPTとのかかわり
第2章 理学療法の概念と枠組み
5. 理学療法の概念と枠組み
6. 日本の理学療法の歴史的概要
7. WHO国際障害分類の改定
第3章 理学療法の本質
8. 理学療法-その倫理的・哲学的背景
9. 一般的理学療法業務の流れ
10. 理学療法の介入手段
11. 理学療法と医学的リハビリテーション
12. 学問的・科学的であることの意義
13. 科学としての理学療法(学)
14. 研究のすすめ
第4章 理学療法士であるということ
15. 理学療法学教育
16. 臨床におけることば-哲学的リハビリテーション人間学の観点から
17. 理学療法士のアイデンティティー-理学療法体系の再構築
18. 理学療法士としての適性
19. 組織としての日本理学療法士協会とWCPTの意義
20. 理学療法におけるサイエンスとアート-あとがきに代えて
文献
索引