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エビデンスとガイドラインに基づく脳動脈瘤とくも膜下出血
筆頭著者 森田 明夫 (監修)
その他の著者等 井川房夫 編集/片岡大治 編集/堀江信貴 編集
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-65098-4
電子版発売日 2023年3月27日
ページ数 256
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-260-05098-2
印刷版発行年月 2023年3月
書籍・雑誌概要
脳動脈瘤・くも膜下出血の最新の知見、エビデンス、治療手技(動画付き)をこの1冊に
くも膜下出血は転帰不良例も多く深刻な疾患であるが、わが国では頻度が世界一高く、近年では、脳ドックなどで発見される未破裂動脈瘤へのアプローチが注目されている。本書は、未破裂脳動脈瘤と破裂脳動脈瘤(くも膜下出血)について脳神経外科医がいま知っておきたい知見を、そのメカニズム、疫学、エビデンスから治療の実際まで1冊にまとめた。最新の質の高いエビデンスや、実臨床に有用な治療手技の解説・動画付き。
目次
第1章 未破裂脳動脈瘤
1 脳動脈瘤の基礎実験──発生・増大・破裂メカニズム
2 未破裂脳動脈瘤の疫学
3 頭蓋脳動脈瘤と遺伝子
4 未破裂脳動脈瘤壁の可視化
1) CFD(computational fluid dynamics)
2) VWI(vessel wall imaging)
5 未破裂脳動脈瘤における脳ドックの役割
6 未破裂脳動脈瘤の治療のチップスとピットフォール
1) 開頭クリッピング術
2) バイパス併用手術
3) コイル塞栓術
4) フローダイバーター
5) ハイブリッド手術室
7 未破裂脳動脈瘤の臨床研究
8 未破裂脳動脈瘤の今後の展望
第2章 破裂脳動脈瘤(くも膜下出血)
1 わが国のくも膜下出血の疫学と転帰予測
2 破裂脳動脈瘤と未破裂脳動脈瘤
3 くも膜下出血の基礎研究
4 くも膜下出血の臨床研究
5 くも膜下出血の治療のチップスとピットフォール
1) 血管内治療困難な病変に対する開頭術
2) 急性期バイパス併用手術
3) 開頭術より有利なコイル塞栓術
6 DCI(delayed cerebral ischemia)
1) 臨床研究
2) Spreading depolarization(拡延性脱分極)
7 くも膜下出血の今後
索引