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エビデンスに基づく美容皮膚科治療

エビデンスに基づく美容皮膚科治療
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筆頭著者 宮地 良樹 (編集)

京都大学名誉教授

その他の著者 葛西/健一郎

中山書店

電子版ISBN

電子版発売日 2021年10月4日

ページ数 256

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-521-74760-6

印刷版発行年月 2019年5月

DOI https://doi.org/10.18889/9784521747606

書籍・雑誌概要

二重盲検が難しく,治療結果を客観的に評価しにくいためエビデンスにはほど遠いとされる美容皮膚科領域で,シワ,シミ,肝斑,座瘡,そばかす,たるみ,AGA,脱毛に対するフィラー,ボトックス,レーザー,ケミカルピーリング,美白剤,機能性化粧品など各治療法について,専門家がエビデンスをレベル1~5で明記した.
トップジャーナルを渉猟・精査し,専門家の経験と工夫を凝らした施術法を具体的に紹介.

目次

1章 フィラー注入
 フィラー製剤の種類と選択 (岩城佳津美)
 解剖学的老化プロセスとフィラーの奏効機序 (岩城佳津美)
 シワの種類と注入法 (岩城佳津美)
 フィラー注入のゴール (岩城佳津美)
 効果の持続 (岩城佳津美)
 問題点と今後の課題 (岩城佳津美)

2章 ボトックス®注射
 表情シワに対するボトックス®注射 (古山登隆)
 多汗症に対するボトックス®注射 (佐藤英明,古山登隆)
 全般的エビデンスレベルと今後の展望 (古山登隆)
 column 筋肉減量目的のボトックス®注射 (佐藤英明,古山登隆)
 column マイクロボトックス (緒方寿夫)

3章 エネルギーデバイスによるシワ・たるみ治療
 各種エネルギーデバイスによるシワ・たるみ治療総論 (宮田成章)
 RF(radiofrequency)(宮田成章)
 HIFU(high intensity focused ultrasound)(宮田成章)
 IPL(近赤外線帯域)と複合機器 (宮田成章)
 全般的エビデンスレベルと今後の展望 (宮田成章)

4章 シワ・たるみのレーザー治療
 ロングパルスレーザー (駒場千絵子,河野太郎)
 フラクショナルレーザー (河野太郎)
 ピコ秒レーザー (河野太郎)
 全般的エビデンスレベルと今後の展望 (河野太郎)

5章 シミのレーザー治療
 シミの分類と総論 (葛西健一郎)
 SKのレーザー治療 (葛西健一郎)
 ADMのレーザー治療 (葛西健一郎)
 肝斑の保存的治療とレーザー治療 (葛西健一郎)
 IPL・ロングパルスレーザー等によるノーダウンタイム治療 (葛西健一郎)

6章 ケミカルピーリングとその周辺
 ケミカルピーリングの概要 (山下理絵,近藤謙司)
 ケミカルピーリングの適応,禁忌およびガイドラインでの位置づけ (山下理絵,近藤謙司)
 各ピーリング剤の作製方法と保存 (山下理絵,近藤謙司)
 治療の実際-治療のコツと落とし穴 (山下理絵,近藤謙司)
 合併症と対策 (山下理絵,近藤謙司)
 ケミカルピーリングに併用する機器を用いた治療 (山下理絵,近藤謙司)
 問題点と全般的エビデンスレベル,今後の展望 (山下理絵,近藤謙司)

7章 機能性化粧品
 美白剤 (船坂陽子)
 機能性化粧品,抗シワ化粧品 (尾見徳弥)

8章 AGA
 AGAの病態と基礎知識 (乾 重樹)
 奏効機序と臨床試験成績に基づくエビデンス (乾 重樹)
 適応,副作用,問題点 (乾 重樹)
 QOLへの対応―ウィッグの使用を含めて (乾 重樹)
 治療の全般的エビデンスレベルと今後の展望 (乾 重樹)

9章 レーザー脱毛
 臨床医としての基礎知識 (北野幸恵)
 専門医としての治療アプローチ (北野幸恵)