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緊急ACP
VitalTalkに学ぶ悪い知らせの伝え方,大切なことの決め方
筆頭著者 バイタルトーク日本版 (編)
その他の著者等 伊藤 香/大内 啓
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-64860-8
電子版発売日 2022年1月31日
ページ数 160
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-260-04860-6
印刷版発行年月 2022年1月
書籍・雑誌概要
救急搬送される患者のほとんどが、大切なことをまだ決めていない。
「あらかじめ」ではなく、救急外来や集中治療室などの「いざという場面で」行うAdvance Care Planning=緊急ACP。説明したはずなのに同じ質問が繰り返される、感情があふれて話が進まない……。患者も家族も混乱する中で、いかに患者の価値観に沿った治療のゴールを見出すか。コミュニケーションスキルトレーニング“VitalTalk”から学ぶ、緊急ACPの進め方。
目次
はじめに
Prologue
Part 1 基本的スキルを“よくある場面”で使ってみる
1 SPIKES 悪い知らせを話す際のロードマップ
SPIKESとは?
症例
よくある対応 こんな場面,ありませんか?
よくある対応 なぜ難しいのでしょう?
よくある対応 なぜこうなってしまうのでしょう?
よくある対応 VitalTalkの視点から見てみましょう
よくある対応 問題点を整理してみましょう
SPIKESを使った対応 スキルの使い方を見ていきましょう
SPIKESを使った対応 ポイントを押さえておきましょう
2 NURSE 感情に対応するスキル
NURSEとは?
症例
よくある対応 こんな場面,ありませんか?
よくある対応 なぜ難しいのでしょう?
よくある対応 なぜこうなってしまうのでしょう?
よくある対応 VitalTalkの視点から見てみましょう
よくある対応 問題点を整理してみましょう
NURSEを使った対応 スキルの使い方を見ていきましょう
NURSEを使った対応 ポイントを押さえておきましょう
3 REMAP 治療のゴールを決めるためのロードマップ
REMAPとは?
症例
よくある対応 こんな場面,ありませんか?
よくある対応 なぜ難しいのでしょう?
よくある対応 なぜこうなってしまうのでしょう?
よくある対応 VitalTalkの視点から見てみましょう
よくある対応 問題点を整理してみましょう
REMAPを使った対応 スキルの使い方を見ていきましょう
REMAPを使った対応 ポイントを押さえておきましょう
Part 2 限定された時間の中で,スキルを組み合わせて使う
治療の方向性を話し合う――どこまで治療を望みますか?
1 救急外来 治療の差し控えを含め,今後の方針について話し合う
症例
VitalTalkを使った対応 スキルの使い方を見ていきましょう
VitalTalkを使った対応 ポイントを押さえておきましょう
多職種で進めるVitalTalk
2 急性期病棟 重篤な状況を伝え,残された時間の過ごし方を話し合う
症例
VitalTalkを使った対応 スキルの使い方を見ていきましょう
VitalTalkを使った対応 ポイントを押さえておきましょう
多職種で進めるVitalTalk
3 集中治療室 治療の差し控え・中止について話し合う
症例
VitalTalkを使った対応 スキルの使い方を見ていきましょう
VitalTalkを使った対応 ポイントを押さえておきましょう
多職種で進めるVitalTalk
VitalTalkを深めるためのColumn
1 患者の意思を推定し,共に「最善」を考える――代理意思決定
2 患者・家族との対立にどのように対応するか
3 「できることはすべてしてください」にどう対応するか
4 「挿管しない」という重大な決断を救急医だけで行う必要はない
5 「救急外来に来る患者には,意思決定能力がある」前提で対応する
6 悩ましい質問「余命はあとどれくらいですか?」にどう応えるか
7 なぜアドバンス・ケア・プランニング(ACP)は普及しないのか?
8 治療の差し控えと中止――日本法の下では
Tips!
沈黙し,話を聴く
面談は多職種で
コミュニケーションは手技の1つ
質問にシンプルに答える
相手の名前を呼びかける
おわりに
索引