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精神科の薬がわかる本 第4版
筆頭著者 姫井 昭男 (著)
PHメンタルクリニック・所長/精神科医
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-63830-2
電子版発売日 2019年2月11日
ページ数 228
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-260-03830-0
印刷版発行年月 2019年1月
書籍・雑誌概要
好評定番書の内容改訂&オールカラー化!「精神科の薬を取り巻く環境の変化や新薬を、著者の臨床実践を基に追加」というコンセプトはそのままに、よりわかりやすく見やすく紙面を刷新。社会背景とともに変わっていく薬の評価や役割。氾濫する情報にまどわされないためにも、医療職だけでなく精神科の薬にかかわるすべての人が手元に置いておきたい1冊。
目次
1 「抗うつ薬」がわかる。
1 「うつ」の薬による治療
2 「抗うつ薬」の特徴と副作用
3 薬の知識を活かした助言
抗うつ薬へのQ&A
2 「睡眠薬」と「抗不安薬」がわかる。
1 マイナートランキライザーとは
2 「睡眠薬」がわかる
3 「抗不安薬」がわかる
睡眠薬へのQ&A
Lecture ベンゾジアゼピン系薬剤の安全な止め方
3 「抗精神病薬」がわかる。
1 統合失調症とは
2 定型抗精神病薬の特徴
3 非定型抗精神病薬の特徴
4 重大な副作用
5 剤形による特徴
抗精神病薬へのQ&A
Lecture 単剤化の方法
4 「抗てんかん薬」がわかる。
1 薬によるてんかんの治療
2 知っておきたい注意点
抗てんかん薬へのQ&A
5 「認知症治療薬」がわかる。
1 認知症のタイプと治療
2 認知症(アルツハイマー型認知症)の治療薬
認知症治療薬へのQ&A
6 「老年期に使う薬」がわかる。
1 薬を処方する前に気をつけておきたいこと
2 パーキンソン病の治療薬
3 うつ病・抑うつ状態の治療薬
4 頭部外傷の後遺症の治療薬
5 夜間せん妄の治療薬
6 代謝性意識障害への対処
7 「その他の精神科の薬」がわかる。
1 不眠症治療薬
2 気分安定薬
3 抗躁薬
4 アルコール依存症の薬物療法
5 悪性症候群の治療薬
6 発達障害をもつ人への薬物療法
その他の精神科の薬へのQ&A
あとがき
索引
Plus one
SSRI、SNRI、NaSSAの薬理作用
超高齢社会における抗うつ薬処方の注意点
抗うつ作用をもつその他の薬
うつ病の拡大診断の弊害
慢性疼痛と抗うつ薬
催眠薬エスゾピクロン
睡眠薬開発は副作用との闘いだった
ドーパミン“過剰”説と、グルタミン酸“低下”説
抗精神病薬の多剤併用の問題
抗てんかん薬の薬理作用
てんかん発作を誘発する負荷因子について
アセチルコリン分解酵素阻害薬の薬理作用
グルタミン酸NMDA受容体拮抗薬の薬理作用
パーキンソン病治療薬の薬理作用
双極性障害II型という診断名の増加について
炭酸リチウムの薬理作用(仮説)
アルコール摂取によるグルタミン酸神経系とGABA神経系への影響
グルタミン酸神経系とGABA神経系の力関係