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≪Essence for Resident≫
気になる向精神薬
筆頭著者 天沢 ヒロ (著)
《シリーズ まとめてみた》ペンネーム
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-63694-0
電子版発売日 2019年5月13日
ページ数 178
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-260-03694-8
印刷版発行年月 2019年4月
書籍・雑誌概要
向精神薬って気になりませんか? 知りたいけどなかなか学ぶ機会がない…。そんな医療者も多いはず。そんな方にとてもオススメです! 向精神薬の基本と、理解を助けるための精神疾患のおさらいを、天沢先生が優しく分かりやすく解説してくれます。心のケアも含め、より奥深い医療を提供できるようになりませんか?
目次
第1章 本書の主旨について
①本書を学ぶ意義─処方はNG!?
②天沢ヒロにしか書けないこと─非専門医だからこその視点
③用語について─ややこしいようで,そうでもない
第2章 精神疾患の復習
①統合失調症(症状)─陽性症状よりも注目すべきこと
②統合失調症(治療)─主軸は薬物療法にあり
③うつ病(症状)─身体症状からしっかり疑えるか
④うつ病(治療)─3つの矢をおさえる
⑤双極性障害─うつ病よりも統合失調症に類似する疾患
⑥不安障害─生涯有病率は5%と高い
第3章 抗精神病薬
①抗精神病薬(総論)─思っているほど種類は多くない
②SDA─非定型抗精神病薬では強めのグループ
③MARTAとDSS─非定型抗精神病薬では中間~弱めのグループ
④定型抗精神病薬─非専門医はどう活かすべきか
第4章 抗うつ薬
①抗うつ薬(総論)─非専門医が知っておきたいことを中心に
②SSRI─基本的に1st choiceとなる
③SNRIとNaSSA─1st choiceになることもある
④三環系抗うつ薬・四環系抗うつ薬─参考程度に留めておく
⑤その他─まだまだある抗うつ作用をもつ薬剤
⑥非専門医に必要なこと─知ろうとしなければ一生わからない
第5章 気分安定薬&抗不安薬
①気分安定薬─3つの時期に分けて考える
②抗不安薬(総論)─非専門医も処方する機会がある
③抗不安薬(各論)─お気に入りを最低3つはみつけよう!
第6章 睡眠薬
①睡眠障害─日本人の5人に1人が悩んでいる
②睡眠薬(総論)─患者さんに快適な睡眠を!
③睡眠薬(各論)─もう迷わない!
④せん妄─避けては通れない
⑤最後に天沢ヒロからのメッセージ─学び終えたあとにあらためて伝えたいこと
付録
向精神薬一覧
索引
column
早期発見はできるのか
なるほどなぁ! と思った瞬間
なぜ,うつ病は「甘え」といわれるのか
2次性のうつ病
断眠療法(覚醒療法)
さまざまなうつ病
双極性障害の抑うつの特徴
不安障害を復習しよう!
抗精神病薬と併用する薬
クロザリル(クロザピン)
知らないことは罪にもなる
薬を使わない状況
選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
トラマールについて
ケタミンがうつ病を救う!?
抗Parkinson病薬はうつ病に使えるのか
予想をする真の意義
セルシン/ホリゾン(ジアゼパム)
ナルコレプシー
医師は睡眠とどう向き合うか
睡眠に用いる漢方薬
市販の睡眠薬
天沢先生のミニテスト
ミニテスト①
ミニテスト②
ミニテスト③
ミニテスト④
ミニテスト⑤