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リカバリー・退院支援・地域連携のための
ストレングスモデル実践活用術
筆頭著者 萱間 真美 (著)
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-62798-6
電子版発売日 2016年9月5日
ページ数 128
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-260-02798-4
印刷版発行年月 2016年6月
書籍・雑誌概要
たんなる「強み」のアセスメントやポジティブ思考に留まらない、ストレングスモデルの着実な実践とはどのようなものか。停滞している“今”から一歩踏み出し、「その人らしさ」を支える技術を、明日から使えるよう丁寧に解説する。著者オリジナルのストレングス・マッピングシートは、リカバリー・退院支援のための面接に有効なだけでなく、地域スタッフとの情報共有にも有用だ。
目次
[Introduction] 行き詰まり感を解消する「ストレングスモデル」とは
第1章 看護に必須の時代へ
ストレングスモデルの必要性
看護師自身へのメリット
ストレングスモデルの役割
第2章 臨床看護における実践活用法
1.アセスメントの基本-その人の“ストレングス”とは
ストレングスモデルの価値観
ストレングスモデルの基本理念
ストレングスモデル6つの原則
2.対話をする-リカバリーの旅のパートナーになる
ストレングスモデルで変わる関係性
関係性を構築する対話のコツ
コラム(1):ジョイニング
3.したいこと、夢を文字にする-その人だけのリカバリーの旅の地図を作る
ストレングス・マッピングシートのコンセプト
コラム(2):マッピング
ストレングス・マッピングシートを用いて対話するときの看護師のスタンス
ストレングス・マッピングシートの書き方と問いかけのコツ
ストレングス・マッピングシートと対話の基本9箇条
事例で読み解く実践のコツ
4.行動計画・看護計画を立てる-夢への道程を分割し、役割を分担する
夢を短期目標に分割する方法
看護計画と記録への活用
5.退院調整・地域連携に活用する-どんな場所でも「その人らしさ」を支える
ストレングス・マッピングシートを使った情報共有
第3章 教育の場での実践活用法
1.学生・スタッフを育てる-仲間を増やそう
基礎教育
臨床教育
2.資料-ストレングスモデルを教えるための実習記録
謝辞
付録〈ストレングス・マッピングシート〉
索引
困ったときのINDEX