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看護教育学 第6版

看護教育学 第6版
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筆頭著者 杉森 みど里 (他著)

その他の著者 舟島 なをみ

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-62782-5

電子版発売日 2016年6月27日

ページ数 596

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-260-02782-3

印刷版発行年月 2016年4月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260627825

書籍・雑誌概要

本書は、1988年の初版発行以来、看護教育界でもっとも標準的なテキストとして、改訂を重ねてきた。第6版では、看護師等養成所の指定・監督権限が厚生労働大臣から都道府県知事に委譲されるのに伴って示された「看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン」など、2015年までの法規と制度改正を反映して解説。旧法規や制度なども収録しており、日本の看護教育の変遷のすべてがこの1冊でわかる。 。

目次

第1章 看護教育学創造への道
 I.看護教育学への模索
  1 看護教育と看護教育学
  2 看護師養成教育と看護学教育
  3 看護学教育と看護教育学
  4 看護学教員養成教育と看護教育学
  5 看護学と看護教育学
  6 看護基礎教育課程における学科目「看護教育学」
 II.看護教育学研究の成果と蓄積
  1 看護教育学研究
  2 看護教育学の課題

第2章 看護教育制度論
 I.看護教育制度の成り立ち
  1 看護教育制度
  2 看護教育制度を支える法および関連法規
  3 看護師養成教育の学校教育制度化の必要性
 II.看護教育制度の特徴
  1 学校教育制度の領域区分からみた看護師養成教育の特徴
  2 看護師養成教育の制度的特徴
 III.看護教育制度と学位
  1 看護職者の学位取得ニードの現状
  2 大学改革支援・学位授与機構と看護職者の学位取得

第3章 看護学教育課程論
 I.看護学教育課程論の体系化
  1 看護学教育課程論の構造
  2 看護基礎教育課程の定義とその構成
  3 看護学教育目的論の位置づけ
  4 カリキュラムおよび教育課程の概念と定義
  5 カリキュラム開発とカリキュラム構成
  6 カリキュラム観の2つの流れ
  7 日本と米国のカリキュラムの方向
  8 指定規則にみる看護学教育課程の変遷
 II.教育目的・目標の設定
  1 教育目的と教育理念・教育の理想
  2 教育目的・目標の明確化
  3 教育目的・目標に関する研究
  4 看護師養成教育の到達目標
  5 大学卒業者に期待される役割
  6 カリキュラム構成に影響する因子
  7 多様化する高等教育化への対応
 III.教育内容の選定
  1 一般教育の位置づけ
  2 一般教育と専門教育の関係
 IV.教育内容の組織化
  1 教育内容規定の多様性
  2 カリキュラム類型
 V.教育課程編成の実際
  1 統合カリキュラムの編成
 VI.教育内容の提供
  1 授業の構造化の方式
  2 専門教育のミニマム・エッセンシャルズの設定
 VII.教育課程の評価

第4章 看護学教育組織運営論
 I.看護学教育組織運営論としての体系化
  1 学校経営,学校管理から看護学教育組織運営論への経緯
  2 用語理解のために
 II.看護学教育組織運営論からみた看護学教育の諸問題
  1 組織形成
  2 組織の維持
  3 組織の構造と機能
  4 看護学教育組織運営の評価

第5章 看護学教育授業展開論
 I.看護学教育における授業展開を支える理論
  1 学習理論と諸学説
  2 学習のレディネス
 II.看護学教育における授業展開を支える知識
  1 授業形態
  2 教育方法
  3 教授方略・教授方術
  4 教材・教具
 III.看護学教育における授業展開
  1 授業設計と授業の組織化
  2 授業設計と授業の組織化の実際
 IV.看護学実習展開論
  1 看護師養成教育における実習の歴史的変遷
  2 看護基礎教育課程における看護学実習
  3 看護学実習の特質
  4 看護学実習における学習活動と教授活動
  5 看護学実習の評価
  6 看護の専門職性と看護学実習

第6章 看護学教育評価論
 I.教育評価
  1 教育評価の意義と特質
  2 教育評価の4大機能
  3 教育評価の基本形態と具体的類型
  4 評価主体と評価対象
  5 評価方法と用具
  6 評価の解釈とその活用
  7 教育評価における最近の傾向
 II.看護学教育における授業評価の実際
  1 講義における評価
  2 演習における評価
  3 実習における評価
 III.大学の自己点検・評価の背景
  1 自己点検・評価の背景
  2 米国におけるAccreditationとSelf Studyの考え方
  3 大学および専修学校設置基準改正と自己点検・評価

第7章 看護継続教育論
 I.看護継続教育の3領域
  1 看護職者が所属する施設の教育
  2 看護継続教育機関の教育
  3 看護職者個々の自己学習とその支援
 II.看護継続教育3領域に関連する用語と概念
 III.看護継続教育の対象と学習ニード
  1 用語「学習ニード」の規定
  2 看護職者の学習ニード
 IV.看護職者が所属する施設の教育としての「院内教育」
  1 用語「院内教育」の規定
  2 院内教育の目的とプログラム立案のための5要件
  3 院内教育プログラムのタイプ
  4 新人看護師に対する院内教育
 V.看護職者が所属する施設の教育としての「ファカルティ・ディベロップメント(FD)」
  1 用語「FD」の規定
  2 看護学教育におけるFD診断
 VI.看護継続教育機関の教育
  1 看護継続教育機関
  2 看護継続教育における法的根拠
  3 看護継続教育機関の教育に関する看護教育学的課題

用語解説
付表1 わが国における看護基礎教育機関設置基準比較一覧表
付表2 看護教育制度の沿革(近代看護教育の歴史と教育制度)
付表3 看護師養成教育制度の推移
付表4 わが国における教育課程の変遷(学習指導要領の改定の特徴を追って)
付表5 看護師学校養成所指定規則の変遷
付表6 改正前後の教育基本法の比較
資料1 日本国憲法
資料2 教育基本法
資料3 学校教育法
資料4 大学院設置基準
資料5 大学設置基準
資料6 短期大学設置基準
資料7 専修学校設置基準
資料8 各種学校規程
資料9 保健師助産師看護師法
資料10 保健師助産師看護師法施行規則
資料11 保健師助産師看護師学校養成所指定規則
資料12-1 看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン
資料12-2 看護師等養成所の運営に関する指導要領(平成27年3月31日廃止,指導ガイドラインへ)
資料12-3 (旧)看護婦養成所の運営に関する指導要領
資料12-4 (旧)看護婦養成所の運営に関する指導要領
資料12-5 (旧)看護婦養成所の運営に関する指導要領
資料13-1 看護師等養成所の運営に関する手引き(平成27年3月31日廃止,指導ガイドラインへ)
資料13-2 (旧)看護婦養成所の運営に関する手引き

索引