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がん患者の在宅ホスピスケア

がん患者の在宅ホスピスケア
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筆頭著者 川越 厚 (著)

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-61831-1

電子版発売日 2016年6月6日

ページ数 176

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-260-01831-9

印刷版発行年月 2013年7月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260618311

書籍・雑誌概要

本書は、在宅で日々黙々とホスピスケアに携わる医師や看護師などの医療者をはじめボランティアなどの経験をもとに、在宅ホスピスケアの方法やコツをまとめたもの。豊富な事例からケアの実際を知るだけでなく、死に逝く患者の生き様や感動も感じられる。がん患者のホスピスケアとは何かを改めて考えるうえで参考になる書。

目次

まえがき

I 在宅ホスピスケアの歩みと理念
 1 ケアの質を確認した時代:パリアン設立まで(1989~2000年)
 2 質を保ちつつ量を追求した時代:パリアン設立以後(2000年以降)
 3 パリアンとは
 4 パリアンの基本理念

II 在宅ホスピスケアのプログラム
 1 在宅ホスピスケアの基準(Standard of Home Hospice Care)
 2 ホスピスケアの対象患者
 3 家族ケア
 4 独居患者の在宅ホスピスケアの基本
 5 チームアプローチ
 6 治療病院,他施設との連携
 7 24時間ケア
 8 身体的苦痛の緩和
 9 心理的苦痛の緩和
 10 社会的苦痛の緩和
 11 スピリチュアルペイン
 12 在宅ホスピスケアにおける療養環境整備
 13 遺族ケア
 14 ホスピスデイケア
 15 ボランティア
 16 地域への働きかけ

III 実際の在宅ホスピスケアの流れ
 1 相談外来
 2 準備期
 3 開始期
 4 安定期
 5 終末・臨死期
 6 死亡時
 7 死別期のケア
 8 ケア期間から見た在宅ホスピスケアの問題
 9 バーンアウト
 10 在宅ホスピスケアが困難な事例

IV 死の教育
 1 死の教育とは
 2 在宅ホスピスケアにおける死の教育の実際
 3 真実を告げること,いわゆる告知について

V がんの種別による留意点とケアのポイント
 1 食道がん
 2 胃がん
 3 結腸・直腸がん
 4 肝がん
 5 膵・胆管・胆嚢がん
 6 肺がん
 7 乳がん
 8 泌尿器科がん
 9 婦人科がん
 10 脳・脊髄腫瘍
 11 頭頸部がん
 12 血液がん

VI 社会保障制度の活用
 1 医療保険
 2 介護保険

VII 医療用麻薬
 1 在宅で使用される医療用麻薬(とくに強オピオイド)
 2 わが国における医療用麻薬の歴史
 3 実際の使用上の注意

巻末資料
 資料1 本書と関連した重要用語の定義
 資料2 ホスピス,ホスピスケアの歴史
 資料3 パリアンのデータ管理
 資料4 がん原発部位別集計

参考文献
あとがき
索引