日本看護協会機関誌「看護」 74巻6号 (2022年4月発行)

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特集1　令和4年度診療報酬改定解説

扉 74巻6号 , 2022年4月 , pp.31-31

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令和4年度診療報酬改定は、①新型コロナウイルス感染症等にも対応できる効率的・効果的で質の高い医療提供体制の構築【重点課題】、②安心・安全で質の高い医療の実現のための医師等の働き方改革等の推進【重点課題】、③患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現、④効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上という4つの基本的視点をもって行われました。

総論1

令和4年度診療報酬改定の概要猿渡　央子 74巻6号 , 2022年4月 , pp.32-35

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令和4年度診療報酬改定において見直された内容について、看護に関連する事項を紹介。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大において医療機関の果たした役割等を踏まえた改定となった。

将来の疾病構造等の変化等を見すえ、さらに機能強化・分化や連携が進むよう、見直されている。

総論2

令和4年度診療報酬改定において看護職に期待されること吉川　久美子 74巻6号 , 2022年4月 , pp.36-40

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新型コロナウイルス感染症等への対応と働き方改革の推進を重視した改定。

日本看護協会が要望した、感染防止対策強化や、早期リハビリテーションの推進強化、特定集中治療室管理料における手厚い人員配置の評価、11時間以上の勤務間隔の確保などが、改定に反映された。

解説

令和4年度診療報酬改定看護関連のポイント岩澤　由子 74巻6号 , 2022年4月 , pp.41-50

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診療報酬本体の改定率は+0.43％。このうち看護の処遇改善のための特例的な対応として+0.20％。

コロナ対応の視点を持ちながら、効率的・効果的で質の高い医療提供体制の構築に重点が置かれた。

患者の安全の確保と効果的な看護・医療の提供のために必要な看護職の配置と活用を進めることが重要。

特別寄稿

令和4年度診療報酬改定における看保連の取り組みと成果小野田　舞 74巻6号 , 2022年4月 , pp.51-54

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Point

●看保連では診療報酬改定において、医療技術評価提案書と要望書を取りまとめて提出。

●令和4年度診療報酬改定に向けた看保連の基本方針、重要課題、要望項目、成果を報告。

●今回はコロナ禍でもあり厳しい改定となったが、今後も看護の仕組みづくりの議論を継続。

特集2　ヤングケアラーのために看護ができること

扉 74巻6号 , 2022年4月 , pp.69-69

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この数年で、ヤングケアラーという言葉が広く認知されるようになりました。ヤングケアラーとは、「家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている、18歳未満の子ども」のことです。令和4年度診療報酬改定でも、医療機関が福祉や介護、教育機関と連携してヤングケアラーへの支援を行った場合に加算か算定できることになりました。

解説

ヤングケアラーへの支援の課題―大人の「忙しさ」の隙間を埋める子どもたち澁谷　智子 74巻6号 , 2022年4月 , pp.70-72

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ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定される家族の世話などを日常的に行う子どもや若者を指す。

大人たちの余裕のなさ、医療現場の余裕のなさが、ヤングケアラーを生む背景に。

今求められるのは、家族を前提とするのではなく、個人をベースとした支援を考えること。

コラム

ヤングケアラーの心の声に耳を傾けてほしい高岡　里衣 74巻6号 , 2022年4月 , pp.73-75

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小学4年生のころから約24年間、難病疾患を患う母のケアをしてきた。

成長するにつれてまわりの家庭環境が見えてくると、孤独を感じる機会が増えていった。

大切なのは、ヤングケアラーの存在に気づき、その人たちの声に耳を傾けること。

報告1　医療機関

孤独を感じているケアラーを少しでもなくしていく小林　鮎奈 74巻6号 , 2022年4月 , pp.76-78

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精神障害や依存症を持つ母親または父親へのケアを行うヤングケラーが多い。

ヤングケアラーという視点を持ち、患者の子どもにも積極的にアプローチする。

ヤングに留まらず、ケアラー全体に対するかかわりが求められる。

報告2　訪問看護ステーション

ヤングケアラーを家族支援の対象として捉える小瀬古　伸幸 74巻6号 , 2022年4月 , pp.79-81

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事例をとおして、親を介護するヤングケアラーが抱える困りごととは何かを考える。

訪問看護の支援として、ヤングケアラー自身が抵抗感を感じずに相談できる関係性を築く。

ヤングケアラーを新しい概念としてではなく、家族支援の対象として捉える。

提言

日々の実践で得た直観を大切にする松澤　明美 74巻6号 , 2022年4月 , pp.82-85

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看護職の活動の場は広がっており、どのような場においてもヤングケアラーに出会う可能性がある。

令和4年度診療報酬改定で、病院がヤングケアラーを支援した場合に加算を算定できるようになった。

ヤングケアラーを含めたすべてのケアラーへの支援と、その仕組みの推進が求められている。

GRAPH

患者を思う気持ちを新病院で具現化―医療法人真鶴会小倉第一病院 74巻6号 , 2022年4月 , pp.3-7

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　慢性腎臓病患者のあらゆるステージで医療を提供する医療法人真鶴会小倉第一病院（北九州市小倉北区）が新病院に移転。30～40年の長期にわたり患者や家族を支え続けるためにさまざまな工夫を凝らし、患者の安全性・利便性を第一に、患者・家族を支える職員にも優しい病院が実現した。

日本看護協会

会長の手帳―#NursesforPeace 福井　トシ子 74巻6号 , 2022年4月 , pp.21-21

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　国際看護師協会（ICN）は欧州の看護師リーダーとともに特別ウェビナーを開催し、ウクライナの危機について議論しました。ICNは看護師やその他の保健医療従事者、および施設や物資を保護し、人道支援へのアクセスを確保するための行動を決定。これらについて3月3日にプレスリリースを発出しています。ここでは、共同声明、ソーシャルメディアキャンペーン#NursesforPeace、募金の3つの取り組みについて紹介します。

副会長活動ダイジェスト井伊　久美子 , 齋藤　訓子 , 秋山　智弥 74巻6号 , 2022年4月 , pp.22-22

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他人ごとではない教員不足

　公立学校で2000人以上の「教員不足」が文部科学省の全国調査で公表され、学校現場や保護者の立場等からさまざまな議論が起こっています。小・中学校で学級担任を担う教員のうち「臨時的任用教員」は約4万1000人で1割を占めているそうです。また、教員不足の理由としては「育児休業の取得」や「病気による休職」「特別支援学級の増加」などが挙げられています。他人ごとではないと今さらながら思います。私が学長を務める香川県立保健医療大学は2021年度に定年退職教員が5名と大幅な教員の交代が生じました。幸いなことに教授の確保はできましたが、問題は若手教員の確保です。これまで看護師の確保対策は本会の重点政策でもあり、国としても需給対策として取り上げてきましたが、看護教員についてはどうでしょうか。看護師基礎教育を4年としたとき、教員不足が壁として大きく立ちはだかることの検討はしましたが、妙案はなしです。看護の将来のために看護教員対策を！と思います。

専務理事からのワークリポート勝又　浜子 74巻6号 , 2022年4月 , pp.23-23

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2021年度第6回理事会（2月24・25日）報告

　奄美大島に住む夫の先輩に案内していただき、3泊4日の旅行をしました。奄美の人々は大変親切で感動ものでした。以前、私が厚生労働省に勤務し、看護学校の指定に関する事務をしていたときのことでした。名瀬市（現奄美市）が日章学園（本部・宮崎県宮崎市）を誘致して、看護師養成所を設置したいとの強い要望がありました。地元には高校までしかない。若い人たちに地元で学んでもらって、地元で就職してほしい。そのために、専修学校を設置したいとのことでした。私の心配は、学生確保ができるのか？　専任教員の確保ができるのか？　でした。しかし、なんとか基準をクリアし、設置許可が出ました。27年経った今、先輩をはじめ先輩の友人、ホテルのお風呂で知り合ったおばさんも含め、地元の方々は異口同音、「あの学校ができてよかった」と。私は本当にホッとしました。奄美の養成所が次の課題である4年制化に向けても頑張ってほしいと思っています。

常任理事のマンスリー通信吉川　久美子 , 鎌田　久美子 , 井本　寛子 , 森内　みね子 , 木澤　晃代 , 田母神　裕美 74巻6号 , 2022年4月 , pp.24-25

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令和6年度診療報酬・介護報酬同時改定に向けた検討を始めました

　社会情勢が目まぐるしく変化する中、新年度を迎え、現場の状況はいかがでしょうか？

日本看護協会　TOPICS

2022年度重点政策、重点課題、基盤強化事業―これからの3年間の羅針盤として橋本　美穂 74巻6号 , 2022年4月 , pp.26-28

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2022年度からの3カ年の日本看護協会のめざす方向性について

1. 「看護の将来ビジョン」の集大成

　日本看護協会（以下：本会）では、2015年に「看護の将来ビジョン」を公表した。医療機関から地域へのパラダイムシフトが進む中で、看護の価値と役割を再考するとともに、2025年に向けて取り組むべき事項を取りまとめたものである。2020年度には、中間年であることを踏まえ、ビジョンに向けた取り組みの進捗状況の中間評価を行い、残された5年間のアクションプランを策定、事業に反映し取り組んできた。

ウクライナへの支援活動について日本看護協会国際部 74巻6号 , 2022年4月 , pp.29-29

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　国際看護師協会（ICN）は、ウクライナの状況を注視し、会員やパートナーとともに、ウクライナ全土の看護師や保健医療従事者との連帯を示し、紛争の迅速かつ平和的な解決を提唱しています^★。

日本看護協会　看護研修学校の窓から

2022年度日本看護協会教育計画の紹介髙橋　久美 74巻6号 , 2022年4月 , pp.62-62

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日本看護協会公式ホームページに研修ポータルサイトを開設しました！

　公式ホームページ内の「研修」ページを刷新し、研修に関する情報を集約。得たい情報が探しやすくなりました。2022年度日本看護協会教育計画リーフレットがお手元にない方もこちらからご覧いただけます。ぜひ、それぞれのニーズに応じてご活用ください。

日本看護協会　都道府県看護協会事業だより

組織力を強化し、地域のニーズに応えたい山本　恭子 74巻6号 , 2022年4月 , pp.63-63

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看護管理者への支援を充実

　本会の2021（令和3）年度重点事項は、「1. 地域包括ケアにおける看護提供体制の構築」「2. 看護職の人材確保と定着推進」である。

日本看護協会　国際情報のページ

2022年国際看護師の日（International Nurses Day）軍地　茉利子 , 齋　里美 74巻6号 , 2022年4月 , pp.64-64

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国際看護師の日

　国際看護師協会（ICN）（本部：ジュネーブ）は、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、1965年より5月12日を「国際看護師の日（International Nurses Day：IND）」と定め、世界中で祝っている。また、看護がどのように世界の保健医療に貢献しているのかを伝え、看護への投資の確保に必要なエビデンスを提供するため、毎年テーマを選び、特設ウェブサイトの設置やポスター等の作成を行っている。

2022年「国際助産師の日」国際助産師連盟（ICM）創立100周年「世界助産白書」と海外助産情報日本看護協会健康政策部助産師課 74巻6号 , 2022年4月 , pp.65-65

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2022年「国際助産師の日」（International Day of the Midwife）

　5月5日は「国際助産師の日」。1990年ICM大会（日本・神戸）の国際評議会で、5月5日を「国際助産師の日」とすることが決定され、1992年5月5日が最初の「国際助産師の日」となった。制定の目的は、できるだけ多くの人々に助産師業務の重要性について伝え、人々の意識を高めることである。

特別寄稿

産科医療補償制度再発防止に関する取り組みについて―再発防止に関する報告書・提言の活用等についてのアンケート結果を踏まえて池田　沙織 , 湯浅　ひとみ , 鈴木　英明 74巻6号 , 2022年4月 , pp.86-89

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Point

●産科医療補償制度では、分娩に関連して発症した重度脳性麻痺の再発防止に向けたさまざまな取り組みを実施。

●具体的な取り組み例として、再発防止に関する報告書やリーフレット・ポスターを作成・発行し、公表・配布。

●これらの活用状況を調べるため行ったアンケート調査の概要と結果、それにより明らかになった課題を紹介。

【連載】新型コロナウイルス感染症リポート（20）

コロナ禍前からあった、届いていない人たちの声―医療へのつながりにくさ：世界の医療団の現場から伊藤　馨惠 74巻6号 , 2022年4月 , pp.90-93

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Point

●パンデミックで国と国との医療格差はあらわになり、社会的弱者の困窮もより深まった。

●世界の医療団のプロジェクトのうち、日本、バングラデシュ、ラオスの例を紹介。

●すべての人が安全であるための課題と、その解決のための活動で求められることを解説。

【連載】GNLI体験記現場の課題を政策へ（1）

世界の看護職と「リーダーシップ」を学ぶ駒形　朋子 74巻6号 , 2022年4月 , pp.94-94

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GNLIとは

　Global Nursing Leadership Institute^TM（GNLI）は、2007年から開催されている、国際看護師協会（ICN）が主催する研修の1つです。リーダー的立場にあるシニア看護職を対象とし、リーダーシップや、現場の課題を政策に反映させ改善していく力をつけることなどを目的とした9カ月間の研修で、私は2021-2022年度のGNLIに参加しています。

【連載】医療安全TOPICS（138）

医療事故の再発防止に向けた提言第15号「薬剤の誤投与に係る死亡事例の分析」について杉山　恵里香 74巻6号 , 2022年4月 , pp.95-97

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　日本医療安全調査機構（医療事故調査・支援センター）では、収集した院内調査結果報告書を整理・分析し、その結果を再発防止策として提言にまとめています。今号は2022年1月公表の提言を紹介します。

【連載】看護管理者が元気になる！看護と人事の協働で実現するWLB（73）

データがあれば不安が消える――看護も組織管理も竹中　君夫 74巻6号 , 2022年4月 , pp.98-99

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人が足りない？　何人足りない？

　ナースの皆さんへの忖度ではなく、看護部運営は難度が高いです。24時間体制＋女性中心で子育て等の影響を受けやすい、出産による業務ブランクが発生しやすい一方で、専門職集団として生涯教育も欠かせない。ここまで難しい組織管理を求められる職種はないですよ。24時間体制が取れなくなった時点で病院崩壊ですから、特に看護部長さんは今日も明日も「人が足りない！　夜勤が足りない！」と、不安と焦燥の日々を過ごすのです。

医療行政なるほど塾

2021年度介護報酬改定の効果検証でLIFEの取り組み状況を調査「社会保険旬報」編集部 74巻6号 , 2022年4月 , pp.100-101

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　厚生労働省は3月17日の社会保障審議会・介護給付費分科会（田中滋分科会長）に科学的介護情報システム（以下：LIFE）の取り組み状況に関する調査結果を報告しました。それによると、LIFEの活用によってケアの質の向上に一定の成果が見られる一方、LIFEに未登録の事業所では約3割が「活用したいとは思わない」と回答。その理由として、データ入力に伴う負担を挙げています。調査は、2021年度介護報酬改定の効果検証を目的として実施したもので、LIFE以外に、介護医療院におけるサービス提供実態、文書負担軽減や手続きの効率化、福祉用具貸与価格の適正化についても調査しています。

SPECIAL BOOK GUIDE

Nursing Todayブックレット14 『#生理の貧困』関連企画　「生理の貧困」に関するアンケート結果 74巻6号 , 2022年4月 , pp.8-9

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　昨年来「生理の貧困」という言葉を耳にすることが増えてきました。言葉の印象から経済的な問題と思われがちですが、実際は虐待、性教育の不足、ジェンダー問題、社会格差などさまざまな要素が複雑に絡んでいます。またウイメンズヘルス領域の問題であるものの、生理の貧困状態にある人をどうやって見つけ出し、どのように支援すればよいかわからない、という声も聞かれます。ここでは昨年末から年初にかけて弊社が実施した「生理の貧困」に関するアンケート結果をお伝えします。

JNA INFORMATION

2022年度日本看護協会教育計画 74巻6号 , 2022年4月 , pp.56-60

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①インターネット配信研修［オンデマンド］個人・施設向け

おススメ！インターネット配信研修

［オンデマンド］のご紹介

「ケアの受け手の状況に応じたフィジカルアセスメント」

　人々の療養の場が医療機関から地域に広がり、看護職の活動もさまざまな場へと拡大しています。そして看護職に求められる役割を発揮するためには、実践能力の向上が重要な課題となっています。特に地域や在宅などでは、医療機器などにも限りがあり、看護職のアセスメントや判断力が、より対象の状態変化に直結するといえます。そこで、ケアの受け手の状況を適切に捉えるプロセスから、緊急度や優先度の高いニーズを判断する方略が理解できることをめざし、JNAラダーの「ニーズをとらえる力」に位置づけ、2021年度からフィジカルアセスメントを学ぶ研修の配信を開始しました。

2022年専門看護師・認定看護師・認定看護管理者審査の日程 74巻6号 , 2022年4月 , pp.60-61

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　2022年の専門看護師、認定看護師、認定看護管理者に関する審査は以下のとおりです。詳細は、本会HP▶︎「専門看護師・認定看護師・認定看護管理者」▶「審査に関するご案内」にて順次公開します。

DiNQL事業2022年度参加病院募集中他 74巻6号 , 2022年4月 , pp.61-61

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申込期間：4月30日（土）まで

「労働と看護のデータベース（DiNQL）」事業の2022年度参加病院を募集します。本事業はデータを活用した看護管理者のマネジメントを支援しています。方法として労働と看護の質に関するベンチマーク評価ができるITシステムを提供しています。参加費は2021年度と同様、25%減額します。

WHO NEWS

在日外国人向けオンラインCOVID-19ワクチン勉強会の実施報告聖路加国際大学WHO看護開発協力センター 74巻6号 , 2022年4月 , pp.66-66

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在日外国人に向けたCOVID-19の情報提供

　新型コロナウイルス感染症（以下：COVID-19）の世界的流行は、多数の死者を出したばかりでなく、人々の生活に大きな影響をもたらした。新しい感染症であるCOVID-19の脅威から身を守るためには、病気、検査方法、治療、感染状況および医療サービスについて常に最新の情報を得る必要がある。

厚生行政ウォッチング

《2022.2.16～2022.3.15》柳屋　有里 74巻6号 , 2022年4月 , pp.102-103

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医療・看護

2月16日➡厚生労働省は「医師の働き方改革の推進に関する検討会勤務医に対する情報発信に関する作業部会」（第4回）を開催。2024年度から医師に対する時間外労働の上限規制が開始されることを受け、勤務医に対して制度内容等に関する情報発信の必要性を指摘。医師の働き方改革に関する解説コンテンツ作成において、項目ごとに基礎編・詳細編に整理することや、医療機関内の関係者が情報の周知を行う際の負担軽減のため、素材となるスライド集やスライドを基にしたeラーニング教材等のコンテンツを作成することが提案された。➡財務省は「財政制度等審議会財政制度分科会」を開催。財政制度等審議会「令和4年度予算の編成等に関する建議」の令和4年度予算等への反映状況について整理した。令和4年度診療報酬改定に対しては、看護の処遇改善と不妊治療の保険適用を実現したほか、通院負担の軽減につながるリフィル処方箋の導入等を行い、改定率0.43％（国費292億円）とし、国民の保険料負担を抑制。薬価等では市場実勢価格を反映する等により▲1.37％（国費▲1570億円）となったことを示した。➡厚労省は都道府県に「令和3年度新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業（医療分）に関するQ & A（第16版）について」を通知。新型コロナワクチンの職域追加接種会場で、1、2回目の職域接種も併せて行ってよいこと、1、2回目の接種においても、要件を満たした接種会場であれば、1500円×接種回数を上限とした実費補助の対象となること等を解説した。

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目次 74巻6号 , 2022年4月 , pp.17-19

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日本訪問看護財団からのお知らせ 74巻6号 , 2022年4月 , pp.104-104

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「看護」FAXご注文 74巻6号 , 2022年4月 , pp.109-109

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読者FAXシート 74巻6号 , 2022年4月 , pp.110-110

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読者プレゼントBOOKS+ 74巻6号 , 2022年4月 , pp.111-111

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次号予告/編集後記 74巻6号 , 2022年4月 , pp.112-112

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基本情報

日本看護協会機関誌「看護」
74巻6号
(2022年4月発行)

電子版ISSN：2437-0193 印刷版ISSN：0022-8362 日本看護協会出版会

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第2位期待される特定認定看護師の活躍木澤晃代日本看護協会機関誌「看護」 77巻 2号 pp. 16-17 (2025年1月20日) 日本看護協会出版会
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日本看護協会機関誌「看護」 74巻6号 (2022年4月発行)

特集1 令和4年度診療報酬改定 解説

総論1

総論2

解説

特別寄稿

特集2 ヤングケアラーのために看護ができること

解説

コラム

報告1 医療機関

報告2 訪問看護ステーション

提言

GRAPH

日本看護協会

日本看護協会 TOPICS

日本看護協会 看護研修学校の窓から

日本看護協会 都道府県看護協会事業だより

日本看護協会 国際情報のページ

特別寄稿

【連載】新型コロナウイルス感染症リポート（20）

【連載】GNLI体験記 現場の課題を政策へ（1）

【連載】医療安全TOPICS（138）

【連載】看護管理者が元気になる！ 看護と人事の協働で実現するWLB（73）

医療行政なるほど塾

SPECIAL BOOK GUIDE

JNA INFORMATION

WHO NEWS

厚生行政ウォッチング

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特集1　令和4年度診療報酬改定解説

特集2　ヤングケアラーのために看護ができること

報告1　医療機関

報告2　訪問看護ステーション

日本看護協会　TOPICS

日本看護協会　看護研修学校の窓から

日本看護協会　都道府県看護協会事業だより

日本看護協会　国際情報のページ

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【連載】看護管理者が元気になる！看護と人事の協働で実現するWLB（73）

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