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投稿論文 研究報告
精神科デイケアにおける集団活動と個別面接とをつなぐ試み―社交不安症患者の回復過程を通して
谷 英俊
1
,
津川 秀夫
2
1川崎医科大学附属病院臨床心理センター
2吉備国際大学人間科学部
キーワード:
精神科デイケア
,
集団活動
,
個別面接
,
実践練習
,
作戦会議
Keyword:
精神科デイケア
,
集団活動
,
個別面接
,
実践練習
,
作戦会議
pp.877-885
発行日 2024年12月5日
Published Date 2024/12/5
DOI https://doi.org/10.69291/pt50060877
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本研究では社交不安症の患者を対象にデイケア開始から就労に至ったプロセスを検討し,集団活動と個別面接の活用について考察した。患者は20代の男性であり,精神科デイケアでの治療やリハビリテーションを通して症状や社会適応が改善し就労に至った。事例から精神科デイケアにおける集団活動は実社会に向けての実践練習の場として,個別面接は作戦会議の場として活用することが有効であることが確認された。また,本事例の経過は大きく3つに分けられ,Ⅰ期では「運動プログラムに参加する」,Ⅱ期では「価値観を崩す」,Ⅲ期では「大きな声で指示する」といったそれぞれをテーマにして集団活動と個別面接とを結びつけて進めた。ここから,その時期でのテーマを軸に実践練習と作戦会議を交互に繰り返すことでリハビリテーションが効果的に進んでいくことが示唆された。

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