Japanese
English
特集 日常診療にどう活かす!? 『高血圧管理・治療ガイドライン2025』
高血圧の基礎知識アップデート
脳と高血圧―認知症との関係を中心に―
茂木 正樹
1
1愛媛大学大学院医学系研究科薬理学
キーワード:
neurovascular unit
,
認知機能障害
,
血管負荷
,
血圧変動性
Keyword:
neurovascular unit
,
認知機能障害
,
血管負荷
,
血圧変動性
pp.545-550
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001809
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,650円 (1,500円+税10%) こちらは、545ページから550ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
伝えたいメッセージ
・脳神経は,栄養を供給する血管と密接な関係をもっている.高血圧による血管負荷の増大は,動脈硬化や脳血流自動調節能の障害を通じて血流反応を低下させ,神経活動の低下につながるため,血管保護の視点が重要である.
・放置すると長期間の血管への負荷につながる中年期の高血圧は,高齢期認知機能障害の危険因子になると考えられることから,積極的に治療すべきである.
・高齢期の高血圧と認知症との関連性は明確ではないものの,血圧変動性に留意した適切な降圧治療が脳血流の改善効果を示す報告もあり,降圧治療は考慮する.
・降圧治療が認知症や認知機能低下のリスクを低下させることを示す介入試験がほとんどないため,明確な結論は得られていないが,認知機能を低下させるとする報告は少なく,血管障害を抑制する意味でも降圧治療は行うことが望ましい.
・認知症高血圧患者に対しては,『高血圧管理・治療ガイドライン2025』で示された,75歳以上の高齢者における健康・機能状態によるカテゴリー分類に基づき,過度な血圧低下に留意しながら降圧治療を行うことが望ましい.

Copyright © 2026, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.

