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飛沫・エアロゾル・空気 空気を介した感染の予防
■トピック❷医療従事者を守るためのレスピレーター
大石 貴幸
1
1社会福祉法人恩賜財団済生会支部神奈川県済生会横浜市東部病院感染管理対策室 副室長
pp.156-161
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.34426/ict.0000000630
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医療現場において,医療従事者は飛沫やエアロゾルを介して伝播する感染症のリスクに常に晒されている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは,感染症の伝播様式に関する理解を劇的に変化させた。世界保健機関(WHO)は2024年4月,呼吸器感染症の新たな感染経路について示した報告書を発表し,「感染性呼吸器粒子(Infectious Respiratory Particle;IRP)」という概念を提示した。これは従来の「飛沫」と「飛沫核」という5μmを境界線とした粒子径に基づく区分を事実上廃止し,空気中を浮遊するIRPが距離に関わらず感染を引き起こす可能性を認めたといえる。

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