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特集 医療ビッグデータ・リアルワールドデータ研究のあり方・進め方
がん領域におけるRWD活用の現状とゲノムデータベース基盤の展望
Current status of RWD utilization in oncology and future perspectives of genomic database infrastructure
水野 孝昭
1,2
,
大道 悠河
2,3
,
西原 広史
1
Takaaki MIZUNO
1,2
,
Yuga OMICHI
2,3
,
Hiroshi NISHIHARA
1
1慶應義塾大学医学部がんゲノム医療センター
2株式会社CLINIAL
3中央大学理工学部
キーワード:
リアルワールドデータ(RWD)
,
がんゲノム医療
,
がん遺伝子パネル検査
,
リアルワールドエビデンス(RWE)
,
データベース
Keyword:
リアルワールドデータ(RWD)
,
がんゲノム医療
,
がん遺伝子パネル検査
,
リアルワールドエビデンス(RWE)
,
データベース
pp.475-478
発行日 2026年5月9日
Published Date 2026/5/9
DOI https://doi.org/10.32118/ayu297060475
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
がん治療において特定の遺伝子異常を標的とした個別化医療が普及するなか,日常診療から得られるリアルワールドデータ(RWD)の重要性が増している.本稿では,がん領域におけるRWD活用の現状と,それを支える国内のゲノムデータベース基盤について概説する.海外ではRWDを用いた薬事承認の事例が蓄積しつつあり,国内でもがんゲノム情報管理センター(C-CAT)を中心に,保険診療下ですべてのがん遺伝子パネル検査結果と,紐づく臨床情報が網羅的に収集される類を見ない体制が構築されている.多様化するRWDのニーズに応えるためには,C-CATのような大規模基盤に加え,慶應義塾大学病院を中心に構築してきたPleSSisionデータベースのような,深い臨床情報と専門家の判断を経た遺伝子検査情報が紐づいた高品質なデータベースの活用が不可欠である.各データベースの特性を理解し,目的に応じて使い分けることが,次世代のがん医療開発とリアルワールドエビデンス(RWE)創出の鍵となる.

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