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特集 医療的ケア児を支える・つなぐ─医療・教育・福祉の最新事情
各論 ケアを知る
在宅での呼吸管理─在宅酸素療法・人工呼吸器・排痰介助
武知 由佳子
1
Yukako Takechi
1
1いきいきクリニック
pp.1037-1042
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000003096
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はじめに
筆者は,長年急性期から慢性期まで,呼吸器疾患から神経・筋疾患までの人工呼吸管理を行ってきた呼吸器科医である。現在は在宅で非侵襲的陽圧換気療法(non-invasive positive pressure ventilation:NPPV)の導入も行う。2007年9月開業以来,NPPVは107名,そのうち78名に在宅で新規導入した(図1)。慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)や心不全の急性増悪,肺炎などでは,入院を拒否する方も多く,在宅で人工呼吸器の設定変更などを行い,急性期ケアを行う機会も多い。また成人を担当するわれわれがちょっと手を広げ,人工呼吸器を装着する医療的ケア児(医ケア児)を担当する必要があり,開業以来行った気管切開下陽圧人工呼吸(tracheostomy positive pressure ventilation:TPPV)患者33名のうち13名(1~14歳)が医ケア児である(図2)。

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