特集 医療的ケア児を支える・つなぐ─医療・教育・福祉の最新事情
各論 ケアを知る
医療的ケア児の身体的特徴─側彎,るい痩など
緒方 健一
1
,
宮本 めぐみ
1
,
木佐貫 美代子
1
,
尾石 久美子
1
,
中島 美晴
1
,
森 三奈美
1
Kenichi Ogata
1
,
Megumi Miyamoto
1
,
Miyoko Kisanuki
1
,
Kumiko Oishi
1
,
Miharu Nakajima
1
,
Minami Mori
1
1おがた小児科・内科医院
pp.1031-1035
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000003095
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はじめに
近年,人工呼吸管理や経管栄養管理を必要とする医療的ケア児は増加しており,地域生活や教育現場への参加も拡大している。一方で,成長期における運動障害や呼吸障害,栄養障害を背景として,側彎,胸郭変形,るい痩などの身体的特徴が顕著となり,日常生活や呼吸循環機能に大きな影響を与える。
これらの身体的特徴は単なる形態異常ではなく,呼吸管理,栄養管理,姿勢保持,QOLに直結する重要な病態である。さらに,学校生活や福祉サービス利用にも影響を及ぼすため,医療・教育・福祉の多職種連携による包括的支援が求められる1)。

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