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特集 小児神経学入門─小児科医必須の神経症候学と治療論
治療
頭痛の薬物治療
山中 岳
1
,
新村 啓
1
,
村上 美佐子
1
,
林 佳奈子
1
Gaku Yamanaka
1
,
Kei Shinmura
1
,
Misako Murakami
1
,
Kanako Hayashi
1
1東京医科大学小児科・思春期科学分野
pp.537-541
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002951
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はじめに
小児・思春期における頭痛はきわめて頻度が高く,学校生活や家庭生活に大きな影響を及ぼす症状の一つである。頭痛は単一の疾患ではないことも多く,片頭痛,緊張型頭痛,起立性調節障害など多様な病態が背景に存在し,さらに心理社会的要因などの影響を強く受ける。そのため,小児の頭痛診療は単なる鎮痛治療では完結せず,病態の理解と個別性をふまえた包括的対応が求められる。

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