Japanese
English
特集 小児の頭痛
各論 片頭痛以外の小児の頭痛
起立性調節障害と頭痛
柳夲 嘉時
1,2
YANAGIMOTO Yoshitoki
1,2
1関西医科大学小児科学講座
2関西医科大学小児科学講座 総合医療センター小児科
pp.209-212
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002255
- 有料閲覧
PPV購入案内
2,750円 (2,500円+税10%) こちらは、209ページから212ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
はじめに
起立性調節障害(orthostatic dysregulation:OD)は,起立に伴う循環動態の変化に対する生体の代償的調節機構がなんらかの原因で破綻して生じたものであり,この機構には循環血液量,心拍出量,末梢血管特性,脳循環調節特性,そして,これらを調節統合する自律神経機能が含まれる。ODはこの機構のいずれかに異常のみられる機能性身体疾患であり,とくに自律神経系による循環調節不全が主要原因である。この結果,起立時に脳血流が低下してさまざまな症状をひき起こす1)。ODは思春期に多い疾患であり,症状のために登校に支障をきたすことがある。また,ODは身体疾患であるが,同時に心身症としても発症することや症状が増悪することがある。自律神経が心理社会ストレスによって影響を受けるためである。ODによる身体症状から不登校に陥ることもあれば,逆に不登校をきっかけとして活動量が低下し,デコンディショニングが進行してODを発症することや,登校すること自体がストレスになって心身症としてのOD症状を呈することもある。

© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.

