特集 漢方で支える子どものQOL
各論
起立性調節障害
吉田 誠司
1
YOSHIDA Seiji
1
1大阪医科薬科大学小児科
pp.295-298
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002286
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はじめに
起立性調節障害(orthostatic dysregulation:OD)は中学生の1割にみられ1),症状は頭痛,めまい,倦怠感などが午前中に強く現れるため,不登校の原因となる疾患である。小中学校の学童生徒の不登校者数は,令和4(2022)年度から約5万人増加し令和5(2023)年度は約35万人2)と急増しており,思春期の不定愁訴に対してODの診療知識は必須のものとなってきている。

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