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特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅱ.新生児編
(12)入院中〔栄養〕
176.ドナーミルクを導入する際のポイント
新藤 潤
1
Jun Shindo
1
1東京都立小児総合医療センター新生児科
キーワード:
母乳バンク
,
ドナーミルク
,
母乳栄養
,
壊死性腸炎
Keyword:
母乳バンク
,
ドナーミルク
,
母乳栄養
,
壊死性腸炎
pp.577-580
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002992
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- 参考文献 Reference
はじめに
2017年に日本母乳バンク協会が設立され,ドナーミルクの提供体制が構築されたことを鑑み,2019年には「早産・極低出生体重児の経腸栄養に関する提言」1)において,自母乳が得られない場合または使用できない場合の栄養の第一選択は母乳バンクから提供されるドナーミルクであると明言された。ドナーミルク使用施設数,使用患者数ともに着実に増加しているものの,ドナーミルクの使用は極低出生体重児の20%程度である。心疾患,消化器疾患,アレルギー疾患などをもつ児へ適応も広がり,今後多くの施設での使用が期待される。本稿では新たにドナーミルクの使用を開始する際のポイントを概説し,導入のハードルが下がることを期待する(図1)。実際の導入・使用にあたっては「母乳バンク利用マニュアル」2)を参照されたい。

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