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特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅱ.新生児編
(8)入院中〔感染〕
155.新生児への抗菌薬投与を適正に行うためには?
木下 大介
1
Daisuke Kinoshita
1
1京都第一赤十字病院新生児科
キーワード:
抗菌薬適正使用
,
血液培養
,
TTP
Keyword:
抗菌薬適正使用
,
血液培養
,
TTP
pp.501-503
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002971
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はじめに
新生児集中治療室(NICU)に入院する新生児は,未発達な免疫機能や非特異的な敗血症症状などを特徴とし,新生児,特に早産児の敗血症による死亡率・罹患率は他の年齢層と比較してきわめて高い。血液培養の感度や陽性化判明に一定の限界があることから,「見逃しを避けたい」「安全側に配慮したい」ため,抗菌薬を早期に開始する判断は合理的かつ理解しやすい選択といえる。一方で,生後早期に投与される抗菌薬投与のほとんどは結果として真の敗血症であることは少なく,敗血症の除外目的である1~3)。

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